making satalaf  -20ページ目

228 丸の内

丸の内サディステックを歌うのがたまらなく気持ちがいいわけだが
いやはやどうしたものかわたくしとしたことが東京に行きたい。
東京ではちゃめちゃしたい。おれじゃないみたいにはちゃめちゃしたい。
麻布で高い酒だまって飲んで翌朝皇居Runかまして三鷹の森で美術館に入っていく人を遠くから眺めて
西新宿で官僚たちにつば吐いたりするんだ。腹巻きして月島でもんじゃ食って築地で競りして(エアーで)
あーおれならあのマグロごっぱちで買い。青山をおりていって反対車線をあがっていっていいにおいのする
おねぇさまたちの鼻息に飛ばされたりしながらぱっと入ったカフェでカモミールティー頼んで
飲めなくて残して愛想笑いでごまかしてもお会計は高いんだ。婚活パーティで自分の偏差値知ってから
テーラーでオーダーのシャツ作ってさ、CDたちのよく行く店のドアに落書きして帰ってくるんだ。
機内の座席の肘置きについてるあのわけのわからないボタン押しまくってCA呼んでしらんぷりしてやる。
はぁ。もうこのくらいにしておいてやろう。もういいや、東京。ごちそうさま。

229 この雪に当たらずにあの角まで行けたら


じゃあさじゃあさ、この雪に当たらずにあの角まで行けたらそれちょーだい。






そんなことができたら僕はきっと少しくらいスペシャルな人間になれると思ふ。
ゆうすけくんは無理だって言うけどね。

230 右目の前からひゅっと

バスッ バスッ  バスッ  ギコギコ バスッ バスッ バスッ ギコギコ ここにいる一日のサイクルの中で ときどき時がとまってしまうときがある。 そんなとき、経験上ぼくがすべきことは 空気を流すこと。 つまり僕がPCなんかに向かってないで 立ち上がりカウンターの外へ出て なにか活動することが必要になる。 そしてそんなとき、 手っ取り早いのがダーツを3本投げること。 そしてそれを繰り返すこと。 何セットかは決めない。 ある程度の活動量を右腕が感じ そしてそれを合図にしてから ダブルブルズアイを打ち抜くまで、である。 しかしそこまである程度投げてくると 永年ビギナーである僕のスローは定まらず そもそも狙ったところにいかないのに そりゃもう刺さらない。 シングルには刺さっても決してダブルに決まってくれない。 こういうとき家でひとり、ゴールに向かってシュート練習をしていた バスケ部根性が顔を覗かせる。 バスケで言うところのスパシューをダブルブルに置き換えて 最後にそれを決めないとあがれないのだ。 店内の気を動かすどころか もはやこの一本のダーツのダブルブルまでの道筋に気を集めるかのような ある種ストイックな時間が生まれる。 そしていよいよ刺さりそうな時に限って来店があったり 刺さったものの閑古鳥だったりするのである。 儀式的な意味合いを含むわけだがそこにはさらに多少の禅が入ったりもする。 むむ。迷いがあるな、おぬし。 と自問自答する時間ともなりえ 頭がものすごく回転する。 -------------------------------------------- 終わり方は大事なんだ。 卒業式はいつも3年間、あるいは6年間、または4年間でもっとも 気を心に置いていた日だと思う。 今日がまずければその数年間、まずかったような気になる。 だけど、気持ちを入れた最後の日を送っても 僕は気付いてしまったんだ。 例えば昨日が最後の下校道だったことを。 例えばおとといが親友とのあの角での待ち合わせが最後だったことを。 例えば2週間前の当番が最後の黒板消しだったことを。 ------------------------------------------- いつも終わりは始まっている。 足元に、それこそ靴の裏にくっついていて 歩けば少しずつはがれてそこに落ちていく。 終わりが始まっている。 あるいはその終わりの始まりが終わってしまったとも 言えるのかもしれない。 言えるのかもしれないったら。

231 ごちん

にぶい音が脳内に響き渡りました。
体は右へ、顔は左へ行こうとしまして
その間で柱に頭をぶつけてしまいました。
この歳になって頭を派手にぶつけるというのは
けっこう精神的にショックがありますね。

小さい頃はそりゃひんぱんにあちこちぶつけてましたから
ぶつかり慣れとでも申しましょうか
まぁ多少泣けどもわめけども
おばぁちゃんにぶつけた所に砂糖をすりこまれると
あっという間に治った(気になった)もんです。
あれはたぶん医学的根拠なしです。
No根拠です。


さて、そんな子供だましはもはや通用しませんから
んんーーーー。
痛いねーーーーぇ。



そもそもメガヘルツって周波数でしたじゃん。

そうです。まさかの日に3件更新です。
で、本題。イヌメガヘルツという単語が浮かんでしまって
もうすっかりその気になって書いてしまいましたが
誰に言われる前に言っておきます。
メガヘルツ、というかヘルツは周波数です。
昨日のイヌメガヘルツで書いた感じだと
むしろデシベルを言うべきでしたね。

でもいいのです。
イヌデシベルよりイヌメガヘルツの方がなんかいいのです。
キャッチーでしょ?

2時間半前までは温かかったスパゲティ(もはや焼きそばのよう)を
いま食べています。
僕は元気です。
悩みもそれなりにあるし、それをポジティブに考えられるような嬉しいこともいっぱいあります。
焼きそばはちょっと干からびてかたいけど
それでもおいしいと思える敷居の低い自分がいます。
イヌメガヘルツ。



あー今日はいろいろ言いたいことがあるねぇ。

赤ワインをたらふく飲んで
ハードチーズをつまんでさ
いろいろ言いたいことがあるねぇ。

これは4度目の更新もありえますねぇ。


あの森

気温が確かにあの日に似ている。空の雲との混ざり具合もちょうどこんな感じだったかもしれない。けれど、おそらくそんなことが起因してるんじゃない。圧倒的な森、道路脇の軍事演習場という名の音のない戦場へつながっている静かな森、くねくねとアップダウンを繰り返す道に僕の車以外いない、少しひらけたところで車を停めガードレールにひざを当てカメラを森へ向けたあの日。やはり圧倒的な森。そんなやんばるの森へ帰りたい。今日の僕を支配しているのはそんな感情。なぜだかわからない。なぜそう思ってしまったのか・・・もっとも支配というものにこちらの意思が働くものでもなく、ただ未知の、なにか得たいの知れないものに突き動かされるように、いやもっと悪意すら見える仕向けられた感覚ですらある。僕を森へ置こうとするなにか。新しくて古いなにかが僕に大きく関与してくる。それを妨げる術を僕は持ち合わせていない。手に負えない。手に負えない。

234 ネコメガヘルツ

そうは言ってみたものの、そう都合よく猫に関するエピソードがあるわけもなく
ごめん。みんな。おれ、猫について書けそうもない。
しいて言うならsatalafの隣りの倉庫にネコがいたりいなかったりで
ときどき駐車場を横切ったりします。
あ、そう言えばこの前、営業終わりの駐車場脇に段ボールみたいなベージュ色の子猫がいて
ぴくりともせずにこちらをじーーーっと見つめるもんだから
こちらも車の中にいることをいいことに強気に見つめ返してましてね。
それは僕にとってはけっこうな時間粘ったつもりだったんですけども
あんまりにもネコが負けてくれそうにないもんだから
こちらが折れてやりまして
もーー、ねこーー。。
と思ってぱっと一瞬目を離してやったわけです。
そんで再び目を向けるともうそこには
ただ茶色の紙袋がクシャクシャになって落ちているだけでした。



5分。 紙袋見つめてた。おれ。



とまぁ、こんな程度ですわ。猫話。
ネコメガヘルツと言ってもネコって大して声でかくないしね。
「にゃー」か「みゃー」か「ぎゃー」の3つでしょ?どうせ。
あーあと「ごろごろ」言うのもいれて4つ。


とは言え、あのつかみどころない感じ、
悪くない。


235 イヌメガヘルツ

今朝、ベッドの上でまどろんでいると遠くから犬の鳴き声が聞こえきた。
それがどうも苦手なタイプの犬の鳴き声で
あまり喜べるものではなかったのだが
どうも近付いてくる。
「ワ」「ア」の間の音に濁点をつけたようなヴァンヴァンという声を聞いているうちに
これはいったい何メガヘルツだろうかと考えていた。
何イヌメガヘルツかと。

100イヌメガヘルツ: 犬に馬乗りされ、眼前で鳴かれたときの音(僕なら失神)
80イヌメガヘルツ: 道を歩いていると思ってもみないところからいきなり犬が吠えてくる(チェーンを引きちぎらんばかりに)
50イヌメガヘルツ: 夜中の遠吠え、わおーん
30イヌメガヘルツ: 前方を行く車の後部座席からマスターを発見、けたたましく吠えるもあまり届かず
10イヌメガヘルツ: 子犬がじゃれている えぇーい、こっち来るな
5イヌメガヘルツ: 居眠り犬のくしゃみ、ぐふぉん
0イヌメガヘルツ: 犬はいない、僕は安心


いったいあれは何イヌメガヘルツだったんだろう。
いったいぼくは何をカンガエテしまったんだろう。



明日はネコメガヘルツについてです。

236  

むかし、すてられなかったものを
いまは、すてることができる。
てもとにのこすか、そうしないかまよったら
てもとにのこすことをえらんできたことで
ひつよういじょうにものをためこんでいて
いつかそれをせいりしてみたとき
やはりまだはんだんができずに
そこにのこすことをえらんだ

いまのぼくにはそれをしゅしゃするだけの
ひとつのじぶんというものがあって
すてるというこういのなかにある
なにかかろやかになるにゅあんすが
あるいっていのここちよさをはこんでくる
とはいってもきょうもてもとにのこしたものもあって
けっきょくのところさほどすっきりしたなぁには
なっておらずそのさまはもしかすると
いのせんとわーるどともみてとれる
はやおきがしゅうかんになってきた、と
みっかめにしていってしまうこのむじゃきさ
いっさいのたんじょうびのおやじのかたぐるまで
かたにいぬのついたふくきてむひょうじょうであること
きにかけてきたこうはいくんがもうすぐそつぎょうをむかえ
とっとりをはなれるということ
ここをかれにとってかえってくるばしょのひとつとしてよういできるか
さだかでないじぶんをそのままかうんたーごしにつたえたこと
いろんなことがうごきだすさんがつがちかづく


238 ぼくは

起きる。
カーテン越しに晴れを確認する。
トイレにいく。
湯を沸かす。
音楽をかける。
コーヒーを淹れる。
甘いものを少々口に運ぶ。
借りてきた本を開く。
ははんと思う。
目は文字を耳は音を鼻は香りを口は苦みを追う。
そして僕は思う。
ははんと思う。