佐高信 細木数子 安岡正篤 | 一撃筆殺仕事人:佐高信先生追っかけブログ

月刊創26年7月号 佐高信のタレント文化人筆刀両断 細木数子さん(故人)の巻

以前に報告しましたが、創26年7月号
「タレント文化人筆刀両断」の標的は細木数子さんです。 


「占い師をはじめ、さまざまな顔を持つ細木を描いたネットフリックスのドラマ『地獄に堕ちるわよ』が評判らしい」あれま、佐高信さん、まだ御覧になっていないらしいですね。

関心があるのは政界の指南役として知られていた安岡正篤氏が細木さんと結婚誓約書を晩年に書かされていたことがどう劇化されているかだけ、と。今も多くの政界財界人が安岡正篤を師と仰ぐが彼らにとって細木との中は消し去りたい汚点と言ってます。そして野村証券の田淵節也元会長の安岡氏を慕う言葉なんぞの引用。しかし今どき大タブってのは古くないでしょうか?読んでいる人に年配者は多いでしょうが。そこはどんな人だったのか一言付けるか、また他の人物にするとかすればよかった。SBI北岡吉孝社長だって致知に入れ込んでますからね。  
後は三島由紀夫が安岡正篤を評価していたことに続き、佐高さんが以前に対談した江藤淳さんとの話で、安岡正篤氏の会はどんな会だったか聞くと、気の抜けたようなものだったらしく「一回しか出ていない。」佐藤栄作の秘書の楠田実に「安岡正篤先生の弟子であると言うと右翼が狙わない」と言われたことを指摘。佐高さんは安岡氏を批判した時に周囲から「大丈夫か」と言われた、というと江藤淳氏は右翼には関心がない、「安岡門弟」を言えばある種の保険になっただろう、誰も安穏に暮らしたいから、と答えた、と。「右翼ではないが暴力団と密接なつながりがあった」なる記述もあります。安岡氏の書画、掛け軸を渡したのが佐高信さんの好きな渡辺芳則山口組五代目でしたね。(渡辺氏と遠藤誠弁護士の会話は佐高本の定番です!)
そして元武装共産党トップから転向した大物右翼の田中清玄氏の言葉の、昭和天皇と田中氏が対面した記事を読んで驚いたのか、会いたいと言ってきたが、会わなかった、と言ったことを引用して、安岡と細木のどちらが残るか気になる、と言って終わります。

うーん、まあ結局は江藤淳、田中清玄ら安岡正篤にまさるとも劣らない右派の大物の言葉を借りての自分自身の言葉ではない安岡正篤批判、と言っておきましょうか。

溝口敦さんのネットフリックス配信感想はこちらから。
「地獄に堕ちるわよ」で「安岡」役を演じているのは北野武監督作品で御馴染みの石橋蓮司さんですね。