14年8月17日:佐高信氏サンデーモーニング出演 | 一撃筆殺仕事人:佐高信先生追っかけブログ

14年8月17日:佐高信氏サンデーモーニング出演

8月17日のTBSテレビのサンデーモーニング、佐高信さんが二ヶ月ぶりかで出演したようで、ネット上でも話題になりました。ネット時代だとは言えまだまだテレビ地上波の影響力は強力ですね。

佐高信さん関連のニュースやコメント内容などはTVでた蔵というサイトにアップされているので一部分紹介したいと思います。

8月17日sundaymorning

http://datazoo.jp/tv/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0/778955/3


辺野古移設に向け海上作業 沖縄知事選を意識?
今週木曜、名護市辺野古の沖合で普天間基地移設に向けた作業が始まった。沖縄防衛局が海上ボーリング調査の工事区域を示すブイを設置し、周辺は立入禁止となったが、キャンプ・シュワブ周辺では市民らが怒りの声をあげた。しかし翌日には海上保安庁が抗議のカヌーやゴムボートを強制的に港に引き揚げるなどした。なぜこれほどに強硬に作業を進めるのか…。普天間基地移設を強硬に進める政府が意識しているとみられるのが11月の沖縄県知事選。今月7日には自民党沖縄県連の支持を得て現職の仲井真弘多知事が正式に出馬を表明、移設の賛否を問う県民投票を実施する考えの下地幹郎元郵政改革相も先月立候補を表明、一方、辺野古移設を反対する翁長雄志那覇市長が出馬に意欲をみせている。すでに自民党沖縄県連は翁長氏支持の市議を除名処分とするなど厳しい姿勢。普天間基地移設のため辺野古沖では早ければきょうから海上ボーリング調査に着手される。移設次期を考慮しできるだけ早く調査を進めたい政府は、辺野古移設を既成事実化し沖縄県知事選への影響を小さくしたい考えとみられるが、住民の反発は強まっている。政府としては滋賀県知事選で自公候補が敗れたり、来年春には統一地方選挙があり沖縄知事選は重要と位置づけている。


普天間基地移設問題についてスタジオトーク。
浅井信雄は、現地では「建設着工」と伝えられている、なぜ今かというと日米の防衛ガイドラインが出来上がるためだろう、民間の警備会社が関わっているのは新しく不思議な傾向だと指摘した。瀬谷ルミ子は、そもそも日米同盟をどう受け止めていくかという問題に帰結すると話した。安田菜津紀は、現地を取材し元通りのできないものを武力のために破壊することに危機感を覚える、基地を沖縄に集中させてきた

責任を見直す必要があると指摘した。佐高信は、これだけ住民が激しく抵抗している、安倍首相は「丁寧に説明」するのであれば反対派の前で直接説得すべきと主張した。岸井成格は、沖縄知事選挙で仮に移設反対派の知事が誕生することに対する政府の危機感が強い、また環境問題は絶対忘れてはならないと指摘した。
付記佐高さんの発言を詳しく採録すると「環境問題も全然顧みられていない。これだけ激しく住民が抵抗しているのだから、安倍さんはよく「丁寧に説明すると言っている」が、だったら船に乗って反対住民の所に直接行って説明するぐらいの大きな問題だ。自信と説得力があるならそこまでやるべきだ。自分の声で直接説得しないで強行な形をやる。沖縄を日本の領土と考えているのか怪しいとすら思う」


GDPが大幅減少 消費税増税の影響か
8月13日に、今年4-6月のGDP成長率が年率換算で前期と比べて6.8%マイナスとなった。東日本大震災が発生して以来の大幅のマイナスで、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動で個人消費が大きく落ち込んだことなどが影響したとみられる。甘利明経済再生相は、世の中の大勢としては想定の範囲内と捉えているとコメントした。
佐高さん「アベノミクスはアベコベノミクスといわれているという、法人税を下げた企業優遇、それで増税して消費が冷えた、想定内などありえない」


維新府議を除団処分 LINEで中学生に…
大阪維新の会に所属する山本景府議がLINEで中学生に対し威圧的なメッセージを送った問題で、反省の意を込めて頭を丸刈りにした。中学生からは「死ね」などと書かれたメッセージに対して、絶対に許さないなどのメッセージを送った。これについて橋本代表は、養護するつもりはないとコメントした。大阪維新の会は山本議員の除団処分を決めた。
(付記、佐高信氏は山本議員の事件を受け「選挙には出たい人より出したい人を」


あの夏から69年 戦没者追悼の祈り
8月15日に第69回目の終戦記念日を迎えた。日本武道館で全国戦没者追悼式が行われ、天皇皇后両陛下やや安部総理が参加した。一方靖国神社では国家公安委員長と新藤総務大臣、稲田行政改革相、さらに「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」約80人が参拝した。安部総理は参拝を見送り、私費で玉串料を奉納した。
佐高信さん発言として「靖国神社には西郷隆盛が祀られていない。西郷の反逆が愛国だった。愛国は時の政府が簡単に決めてはいけない」


風をよむ
8月15日の「終戦の日」、甲子園球場では高校野球の会場で黙祷が行われた。靖国神社では3人の閣僚と超党派議員団が参拝、安倍総理は参拝を見送り代理が玉串料を収めた。日本武道館では「全国戦没者追悼式」が行われ、安倍総理は式辞を述べたがアジア諸国への加害責任と反省については去年に続き言及せず。韓国では朴槿恵大統領が「慰安婦問題を正しく解決すべき」などと述べ日本側に対応を求めた。中国外務省は閣僚の靖国参拝に反発する声明を発表した。終戦から69年を迎え、戦争の記憶の風化も懸念されるという。街頭で終戦の日に「きょうは何の日」と若者に尋ねると、答えられない人も多かった。総務省によると戦後に生まれた人の割合は79.5%に達している。シベリア抑留の経験をもつ猪熊得郎さん(85)は、語り部として若者や子どもたちに体験を伝える活動を行っている。作家・映画監督の森達也さん(明治大学特任教授)は、戦争の被害・加害の側面を正しく伝えるべき、ドイツではアウシュビッツ開放の1月27日を記念日とするなど加害の事実を伝える教育が行われていると話ドイツの1月27日の式典を紹介。「国際ホロコースト記念日」の記念式典で、ドイツ連邦議会・ラメルト議長が式辞を述べた。森達也が、被害・加害を正しく学ぶことが戦争のメカニズムを知ることにつながると話した。


スタジオトーク
戦争を語り継ぐことへの意見を振り返ってトーク。浅井信雄は、被害者としての体験を語る人が多い、加害の事実を語る人は少ないと話した。瀬谷ルミ子は、過去と将来の線引きを行うべき、戦争について将来への政治利用をすべきでないなどと話した。安田菜津紀は、平和は受け身で築けるものではない、自分たちが記憶の扉をたたきにいくべきと話した。佐高信は、中国やアメリカとの開戦も記念日にすべきと話した。寺山修司の「身を捨てるほどの国」という言葉にも触れた。岸井成格は、語り継ぐことも大切だが、日本では戦争についての徹底的な総括と検証がされていないことも問題などと話した。
佐高さんの発言は「寺山修司は、身を捨てる程の祖国ってあるのか、と歌っている。自分の一身を投げ打ってやる程の国っていうのが、そんなに大切なものなのかを考える必要がある。政治家はふるさとを結びつけるが、ふるさとは軍事力を持たない」というもの。

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