財界展望8月号で佐高信さん吼える
ZAITENと言うビジネス、企業情報の月刊誌があることを知りました。以前は財界展望と言う雑誌名だったそうです。
今月号では総力特集として経営コンサルタントについて取り上げています。
その中で、佐高信さんもインタビューを受けています。
評論家・佐高信が吼える
「コンサルへの依頼より坊さんの説法」
かつて総会屋事件になぞらえて「総会屋が黒いダニならコンサルタントは白いダニ」と吼えた佐高氏。今もその論調は崩していないが、そもそもコンサルタントに自ら経営を委ねるトップこそが即刻、経営から身を引くべきなのだ――。
http://www.zaiten.co.jp/blog/zaiten/2008/07/zaiten8.html
ざっと読みましたが、佐高さんはコンサルタントは白ダニだ、と言ったことを忘れていたそうです。
よく言う話のマッキンゼーのせいで住友銀行や野村證券はめちゃくちゃになったとか、経営コンサルタントに頼る経営者は無能である事の証明に過ぎないとか、堀紘一や大前研一は政府は批判しても依頼人の企業は批判しないとか、サタカ節炸裂で佐高ファンにはお勧めなのですが、、、ちょっとわからないのは佐高さんの尊敬する経営者の一人に三澤千代治さんを上げていること、バブル時代にゴルフ場をどんどん建設しようとして会社を左前にした人をどうして「尊敬」するのか?いくらトヨタが嫌いだからと言ってもこれはひいきの引き倒しです。
三澤千代治さんに水谷現ミサワホーム社長が反論
http://misawa-toyota.jp-j.com/
そしてはっきりしないのが日産自動車のカルロスゴーン社長評、以前のマスコミ文化人筆刀両断では「烏天狗のような顔をしたこの男が嫌い」とだけ一行で評価していた佐高信さんですが、日産を曲りなりにもきびしい合理化を行って、一時の窮状から脱出させた人を「コンサルのかわりにやった。」としているのは一体評価しているのか、そうでないのかがはっきりしません。
また、コンサルタントについての質問に「話は変わりますが、監査役の雑誌に、、」と話をそらしているのもちょっと気になります。
最後の結論として、「コンサルタントに頼るより坊さんの説法でも聞け。」となっています。コンサルタントがきらいな人は大いに溜飲が下がるでしょう。佐高さんの本を読む人は溜飲を下げる目的の人が多いですから、これでいいのかもしれませんが。
北村信哉さんの寄稿と対比しながら読むとよいと思います。
検証・ブランドファームOBたちの「企業経営力」
ジャーナリスト 北村信哉
経営のプロを自認するコンサルタント。中でも大手のブランドファームのコンサルタントは「学歴」「プライド」「報酬」が高い、いまどきの「3高」職業だ。それゆえ起業意識もひときわ高く、他企業へ転出したり、自ら起業する者も少なくない、OBたちの!)ブランドコンサル卒業後!)を追う。
なかなか面白い記事が多いとは思うのですが、なんかこの雑誌、佐高さんが大嫌いな「経済界」や「財界」と同じようなニオイがするんですが私の勘違いでしょうか。
- 一家言―21世紀は面白くなる/三沢 千代治
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- マッキンゼー 事業再生―ターンアラウンドで企業価値を高める (The McKinsey anthology)/本田 桂子
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- ルネッサンス ― 再生への挑戦/カルロス・ゴーン
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