Monster 8 | Sakrapのブログ

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翔担櫻葉erを卒業しましたが、趣味で書いてきた櫻葉BL小説は残しています。

こん相葉~☆

 

ヴァンパイアしょうちゃん。

櫻葉妄想BLです。

OKなかただけどうぞ!

 

Side:S

 

 

 

 

「え?ヴァンパイアって、吸血鬼?

しょうちゃん、血を吸うの?」

 

 

「それ違うから。血なんか吸わねーよ。

食えるかと思って誰かが齧ったんじゃね?

俺達、人間界来るとすげぇ腹減るんだよ。」

 

 

「しょうちゃん、すごい食べるもんね〜。」

 


「そんなことより、俺がヴァンパイアってことに驚けよ。俺、魔界から来たんだぞ。俺とキスすると魂がなくなるんだぞ。」

 

 

「しょうちゃん、信じられないくらい格好いいし、なんか変わってるし、人間じゃなかったのなら納得。」


 

「そんなもんか?」

 


「ねぇ、魔界と人間界と、気軽に行き来できるの?しょうちゃん、キスしても魂を抜かない方法あるか聞いてきてよ。」


 

「ヴァンパイア使いが荒いな。」


 

「だって、しょうちゃんとキスしたいもん。もしも死んじゃうっていうなら、もうそれでもいいよ。」

 

 

「え?俺を残して死ぬなよ。俺1人じゃ、つまんねーよ。」


 

「しょうちゃんが僕の魂を抜かなきゃ大丈夫だよ。」


 

「そか。じゃぁ、ちょっと聞いてくる。」


 

「うん。早く帰ってきてね。」

 

 

 




 

 

「はぁ?人間のこと好きになった?時々いんだよな、アナタみたいなの。そもそも我々には、愛情って概念がないはずなんですけど。どうすんの?人間になるの?」

 

王様の秘書官。胸元にKAZって書いてある。

 

 

「人間になれるんすか?」

 

「なれますよ。人間なんて面白くないと思うけど。我々はね、割と親切だから戸籍も作ってやります。どこの国の何歳がいい?」

 

「日本の、226歳。」

 

「そんなやついませんよ。26歳にするよ。

アナタの名前はSHOか。じゃ、櫻井翔ね。

生まれは東京でいいね?」

 

 

はいコレ、って、戸籍の紙を渡してくれた。

 

 

「こっちに戻りたくなったら、死んだ時に申請すればいいから。ただし、ためてきたポイントは無効で1からやり直しだからね。まぁ、アナタ優秀だったから、戻ってもらえると助かります。じゃあ、またいつか。

 

はい!次の Monster!」

 

 

 

 

 

つづく