前回(その3)の続きです。


もしいきなりこの記事に辿り着いちゃった!という方は、こちらの記事から順番に見て頂くとスムーズかと思います。

 ⇒『【その1】【FF3】賢者が最終的に持つべき魔法とは?真剣に考察してみた』こんにちは!リジャールです。遅ればせながら、最近ようやく始めました!ファイナルファンタジー3ピクセルリマスター版(スマホ用)買ってしまえば他のことが手に付かず…リンクameblo.jp


前回ではレベル6の魔法にようやく決着がつきました。


お次はレベル5の魔法を見ていきましょう。


◼️レベル5

:ケアルダ レイズ プロテス

:サンダガ キル イレース

:ハイパ


レイズ→フェニックスの尾で代用可能


まず見るべきは、ケアルダの存在。


ケアルガはボスや最終決戦に備えて、できる限り温存したいところなので、道中の特に戦闘中はケアルダで代用することが多いかと思います。


大方ケアルやケアルラは非戦闘中の回復に、ケアルダやケアルガは戦闘中の回復に分けられるかと思います。


ケアルダの存在は、あるのとないのとでは大違いです。


ケアル、ケアルラでは回復量が心許ない、かと言ってケアルガは乱発ができない、そんな彼らを支えるために、ケアルダ氏は生を受けたのです(たぶん)


縁の下の力持ち、ケアルダ。これはまず確定で良いでしょう。


次に見るべきは、サンダガとハイパです。


同じレベル帯の攻撃魔法としてこの2つがありますが、果たしてどちらの方が強いのか、見てみましょう。


まずはハイパから


◆ハイパ




うむ。さすがタイタン。


続いてサンダガ。


◆サンダガ(全体)




◆サンダガ(単体)




サンダガよっわ
∑(゚Д゚)


単体でもハイパの全体に勝てませんでした。


「いや、ちょっと待ってサンダガさん。あなたはまだ秘めたる力を発揮していませんね?」


「いや〜バレちゃいましたか^^;あれをやると身体に大きな負荷が〜‥‥」


「御託はけっこうです」


「はい‥‥」


そう、サンダガの効果をより高める方法、それは『⚪︎⚪︎の棒の効果』を利用するということです。


『炎の棒』は炎の効果を高める効果があり、『光の棒』は雷、『氷の棒』は冷気の効果を高めます。


つまり今回のサンダガ使用に、さらに雷の効果を高める『光の棒』を両手に持たせることで、さらに威力を高めることができるようになります。


果たしてサンダガの汚名返上となるのか?


それではご覧ください。


◆サンダガ(全体。両手に光の棒装備)






◆サンダガ(単体。両手に光の棒装備)




両手に『光の棒』を持たせ、単体に絞ってようやく全体攻撃のハイパと同等と言ったところでしょうか。


ただ、わざわざ戦闘中に光の棒を両手に持たせ、サンダガを使うことはまずないですよね。(単純に面倒くさいし)


それにサンダガさんには酷な話ですが、雷を強化できるということは、こいつも強化されるということです。


◆スパルク(棒なし)



◆スパルク(棒あり。両手に光の棒装備)



スパルクつよっ!(°_°)


棒なしと棒ありの中間ぐらいにハイパが来る感じなので、棒ありならハイパをも上回る強さです。


こうなってくると本当にサンダガさんの出番がな‥‥


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「ちょっと待ってもらいましょうか!」


お、なんだかサンダガさんが言いたいことがあるようです。

最後の悪あがきかもしれないので、しっかり聞いてあげましょう。


「なんですか?まだ何か言いたいことでも?」


「私は確かに力を解放した。しかしそれはまだ力の一部に過ぎない」


あーはいはい。まさに悪あがき。これ以上どうしようもないのにね。。

まぁ聞いてあげますよ。


「力の一部とは?どういう意味でしょうか?」


これ以上のパワーアップは考えられないと思うが。


「確かに光の棒を両手に装備することで、私の力は強くなった。だがそれよりもさらに高い力を持った装備を私は知っている」


「何っ!?そ、それはいったい‥‥」


「それは、『全ての棒』です」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


サンダガさん、『光の棒』から『全ての棒』に装備を変えるだけで、更なるパワーアップを果たせると言っちゃってますが、本当にそうでしょうか?



光の棒はそのまんま「雷」の魔法を強めるロッドと書いてあります。



全ての棒は『様々な属性の魔法を強めるロッド』と書いてあります。


様々と言うぐらいだから、むしろ一つ一つの効果は弱そうにも見えますが、物は試しです。


早速検証してみましょう!


◆サンダガ(全体。全ての棒と光の棒の二刀流)




◆サンダガ(単体。全ての棒と光の棒の二刀流)




おおっ!確かに強くなった!


相変わらず全体化にすると弱いですが、単体ならかなり強いんじゃないですかね。


ただそうなると、ラムウ老師のスパルクも気になってきます。


果たして結果やいかに‥‥


◆スパルク(全ての棒と光の棒の二刀流)




やべーつえー!


スパルクってレベル3の魔法ですからね?


もう一度言いますが、レベル3の魔法ですよ!!


ここまで来ると、強いと思われたサンダガ(単体)も、もはや何も言えません。‥‥言えませんよね?


「はい。ラムウ老師には完全に参りました」


「ふぉっふぉっふぉっ。まだまだ若いもんには負けんわい」


というわけで、完全にスパルクの勝利となりました。


ただ、『全ての棒』は一品のみなので、賢者が2人いたら、どちらかにしか使えないし、他のキャラに装備させていたらやはり使えません。


まぁ個人的には最終的な賢者だと、戦闘中に装備を付け替えてまで魔法を放とうとは思わない、というのが正直なところです。


素の威力ではハイパの方が僅かではありますが上になるので、それはモンスターによって使い分けると良いかと思います。


ただね〜、レベル7のクエイクの項目でも書きましたけど、『古代の民の迷宮』以降の敵って大地属性に耐性持ってるモンスターが多いんですよね〜。


正直使い所は限られる‥‥というよりほとんどない。


どちらかを残すとしたらハイパでしょう(サンダガはより強いスパルクがあるし)


クエイクがない今、唯一の大地属性でもあります。


しかしそれでも使い所が本当にない。。


‥‥残念ながら、ハイパ、サンダガともにさようなら。。と言えるでしょう。


ハイパが無属性だったら良かったのになぁ。。


と言うわけで現在は、


◼️レベル5

:ケアルダ レイズ プロテス

:サンダガ キル イレース

:ハイパ


レイズ→フェニックスの尾で代用可能

サンダガ→レベル3のスパルクに劣るため不要

ハイパ→大地属性耐性持ちが多いのと、ブーストすればスパルクにすら劣る火力のため不要

ケアルダ→縁の下の力持ちのため確定


残りはプロテスとキルとイレースです。


まず最初に言わせてもらいたいのが、キルについて。


私は今までキルなるものを、ほとんど使ったことがありませんでした。


いや、昔は使ったこともあったけど、効いた試しがなく、その成功率は極めて低いと感じていたのです。


しかしキルは、低いレベルのモンスターを倒すという特性のため、それは言い換えればこちらのレベルが高ければ高いほど倒せるモンスターも増えていくということになります。


試しに古代の民の迷宮以降のモンスターを使って検証してみた結果、驚くべきことが分かりました。


それは『闇の世界以前のモンスターで、即死耐性が付いていないモンスターなら、確実に倒せてしまう』ということである。


デスやブレクガ、デジョンやカタストなんかは、こちらの熟練度やレベル、あるいは知性等の高低によって確率は変わるが、キルに関して言えば、ある一定のレベル以下のモンスターには必中となってしまうのです。


今回検証してみた結果、こちらのレベルが99の場合、モンスターレベルが65以下は必中、66以上は何度やっても効かない、という結果になりました。


wikiによると、


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

成功判定の計算式は
(術者のレベル-1)÷2+(術者のレベル-1)÷4-1 ≧ 死亡するモンスターのレベル
である。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


とあるが、これだと

(99-1)÷2+(99-1)÷4-1

49+24.5-1=72.5


モンスターのレベルが72以下なら確実に成功するということだが、闇の世界のモンスターでも60台後半なので、この計算式はおそらくファミコン版のものだと思われる。


99レベルで65レベルまで効くということは、単純に『術者のレベルの2/3(レベル99なら66)−1≧死亡するモンスターのレベル』辺りではないだろうか。


まぁそれは置いといても、とにかくクリスタルタワーの最上階までは、即死耐性持ちを除いて必中になるというのはかなり強いと思いました。


個人的にはザンデの前までは持っていてもいいかなというところですが、とりあえずは保留で。


次にプロテスです。


ヘイストの項目でも書いた通り、今作でのプロテスもあまり恩恵を感じることができませんでした。


ちなみにプロテスは物理防御力を上げる効果があります。


しかしそれも検証してみないことには分かりません。


またFF3にはシェル(魔法防御アップ)がないためか、プロテスにはシェルの効果も含まれると、wikiには書かれていました。


なのでそちらも踏まえ、物理、魔法の両側面から検証をしていこうと思います。


まず物理といえばやはりこのお方、破壊神2ヘッドドラゴン様です。


ファミコン時代、こいつのせいで全滅したのは元より、初めて盾の重要さを知るきっかけにもなった、物理攻撃力規格外のモンスターとなります。


対象は、全く同じ装備をした賢者4人です。


まずはプロテス未使用時からスタートです。


左がHIT数、右がダメージ


◆プロテス未使用時(2ヘッドドラゴン物理攻撃)


  5   335

  5   268

  7   422

  8   482

  8   428

  7   469

  9   482

10   536

  7   469

  9   603

12   723

  7   469

10   603

  8   428

  9   603

  6   321

11   589


HIT数平均値:8.1

ダメージ平均値:484.1


続いてプロテス使用時です。


◆プロテス使用時(2ヘッドドラゴン物理攻撃)


  2   110

  8   442

  3   166

  7   430

  6   369

  8   393

  9   553

  5   276

  5   307

  5   307

10   615

11   676

10   553

  9   498

  7   430

  5   276

  8   442


HIT数平均値:6.9

ダメージ平均値:402.5


HIT数、ダメージともに、かなり抑えられていると思います。


wikiによれば、プロテスもヘイストと同様に、防御力を1.2倍にする効果があるそうで、試しに402.5に1.2を掛けると、483(検証結果は484.1)になり、6.9に1.2を掛けると8.2(検証結果は8.1)になるので、大雑把ではありますがだいたい合ってる計算になりますね。


しかし破壊神として名を馳せていた2ヘッドドラゴン様の面影は、もはやどこにもないですな。。


さて、お次は魔法防御力の検証です。


魔法防御の検証なら、この方を置いて他にはいないでしょう!


またまたご登場!暗闇の雲様です♪


暇さえあれば波動砲を撃ってくれるので、こちらも大変助かります。


今回はHIT数の表記はないので、ダメージのみ書きます。


ダメージのみなので、左がプロテス未使用、右がプロテス使用時のダメージで記入していきます。


◆プロテス未使用時(左)とプロテス使用時(右)のダメージ


309    226

283    339

464    406

425    271

283    339

464    339

464    226

387    226

387    339

283    372

283    406

283    406

425    226

283    372

283    248

464    271

309    226

258    248

309    248

619    248


プロテスなしダメージ平均値:363.2

プロテスありダメージ平均値:299.1


こちらもかなり抑えられているように感じますね。


同じく299.1に1.2を掛けてみると、358.9(検証結果は363.2)になるし、ヘイストの時のようにプロテスの有無で同じ数字がないため、魔法防御も上がっていることが分かりました。


まぁあとはこのダメージ現象具合をどう解釈するか、この程度の減少ならプロテスはいらないと取るか、いやいやあった方が良いと取るか、とにかくこちらは物理も魔法も両方とも1.2倍アップすることは実証されました。


最後にイレースです。


果たしてどのような結果になるでしょうか?


次回の記事をお楽しみに👋