【旅ログ】福岡・大分3泊4日のひとりたび!part.6 2泊目は鉄輪温泉の隠れ宿へ。年一の山焼き | 2013年。仕事を辞めて日本を旅してみた。

2013年。仕事を辞めて日本を旅してみた。

2013年4月から二ヶ月間日本各地を旅した記録をここに記します。
仕事を辞め貯金を使い2013年4月~6月の間好き勝手旅をしました。
自分が経験したことをを通じて旅の楽しさ知ってほしいと思い立ち上げました。
※バナー等は旅でお会いした方が作ってくれました。Thanks!

こんばんは、さすらいの旅人です。

 

Part.5からの続きです。

九州旅行2日目。

一番ハードな日が終わろうとしています。

乗り物マラソンもそろそろ終わり。

別府鉄輪エリアにある隠れ宿で一泊させて頂きます。

 

この日は別府をスタートし、

別府駅~宇佐駅~宇佐神宮~宇佐駅

~大分駅経由~臼杵駅~臼杵石仏~福良天満宮~臼杵駅

 

 

予定通り臼杵駅発の15時11分の「にちりん」大分駅行きに

乗車したところからスタートです。

 

もしも、この「にちりん」に乗車出来なかった場合どうなっていたか。

 

15時44分発⇒普通電車⇒17時2分別府着

そこからバスで鉄輪エリアに行き、歩いて旅館へ行っても

夕食(部屋食)の18時に間に合わない、

例え間に合ってもギリギリだし宿に迷惑をかけてしまう。

 

 

なので乗ることが出来て一安心。

 

 

15時43分に大分駅に到着。

本来であれば15時51分発の普通列車で別府へ行く予定が、

 

目の前にソニックが居たので乗車します。

この「にちりん」と「ソニック」はちゃんと接続しているんですね。

 

 

 

予定より早く別府駅へ到着。

15時53分ぐらいだったでしょうか。

青ソニックにお別れを告げます。

 

で、

ここで私としては結構なやらかしをしてしまいました。

 

この日宿泊する、

「しんきや旅館」さんの最寄りバス停が

「地獄原・ひょうたん温泉」

でした。

 

確かに最寄りのバス停ではありますが、

本数が少ないんです。

 

また事前に調べていたものは大分交通のもので、

4/1からのダイヤ改正で存在しないバスの時刻表をメモしていました。

 

バスの時刻表は怖いので、実はこの日別府を出る前に

駅前にあるバス停の時刻表で確認したんですよね。

別府駅には「別府駅前」と「別府駅西口」とがあり

駅前側にある乗り場で「20番」のバスで

「地獄原・ひょうたん温泉」バス停に行くことは出来るんですね。

 

なので、20番のバスが出発するまで時間があった為、

おみやげやスーパーでお酒を買ったりしていました。

 

 

別府駅直結のマルミヤスーパー。

別府に来る度にお世話になっています。

 

 

 

と別府駅中にあるお土産やさんで色々購入します。

ザビエルの記念パッケージ。

 

湯布院には行っていないけど。

柚みそ。

 

 

結局は、

西口から結構な本数が出ている、

鉄輪温泉行きのバスに乗っていくのが最善手でした。

 

鉄輪温泉バス停で降りて、5~6分歩けば旅館に着きましたからね。

 

バス選びの失敗はしましたが、

夕食には間に合ったし40分ほどの空き時間で

お土産やスーパーでじっくり買い物出来たので問題ナシ!

 

お土産やら購入した後、

別府駅前ステーションホテルに預けていた荷物を回収。

コインロッカー代が浮きました!

 

 

 

 

16時31分

別府駅前に20番のバスが来ました。

 

このバスが面白くって、

フェリーターミナルに寄った後に

鉄輪温泉までとても狭い道を登るんですよね。

途中降りて来る乗用車に道を譲ったり、

 

こんな狭い所バス通るんだ!と楽しめました。

 

お客さんはどんどん減っていき、

目的のバス停に着くころには数人の乗客になっていました。

 

そりゃそうだ、このエリアに来る人は皆、

西口から鉄輪温泉行きのバスに乗っているんだからな!

 

 

こちらがバス停の名前の由来である地獄原温泉。

入浴料は驚きの100円だ!

 

 

テクテク歩き

徒歩で数分。お宿に着きました。

 

 

 

全8部屋の隠れ宿

「しんきや旅館」さん

別府鉄輪温泉 しんきや旅館 -SHINKIYA RYOKAN-【公式 ...

公式HPはこちら。

 

 

 

全8部屋。

温泉浴場は3か所あり、全て貸し切り温泉。

大浴場はない。

この規模の宿に大浴場は要らないのだ。

 

 

1名客もウェルカムで、夕食は部屋食を選べる。

朝食は部屋ではないものの、個室で用意される。

 

今回お値段が1泊2食付きでなんと15,500円。

じゃらんでクーポンを使って支払ったのは13,500円。

 

入湯税は別だったもののかなり安い。

 

気さくなのに品のある女性スタッフに案内してもらう。

 

 

 

部屋は広い和室で、昭和の雰囲気満載なマッサージチェアもあります。

 

 

お茶菓子を頂く。

既に夕食まで時間がなかった為

ざぶっと温泉に入る事にするが、

 

この宿は全て貸切温泉の為、

2つは時間制で予約が必要(朝は空いていれば予約不要で利用可能)

1つは空いていれば利用できる露天風呂。

 

幸い露天風呂が空いていたので、

貸切で入浴しましたが

 

・・・

きっもちいいいいいいいい!

 

サイクリングでパンパンになった

ふくらはぎに、血が巡る感じが何とも言えない。

 

鉄輪温泉の湯の柔らかさよ!!

 

は~~~。やっぱり別府は格別だわさ~~~~。

 

 

露天風呂なので、外でモクモクと湧き出て来る湯けむりを見ながら、湯あみ。

 

最高じゃ~~~~~~~~~!!

 

 

・・・ふぅ。

汗を流した後はお待ちかねの夕食タイム。

 

お腹はペコペコだ。

どーんとこい!!

 

 

献立を見る・・・。

 

ん!?

 

・・・ん!?

 

おおた和牛、サーロインだと!?

とり天にだんご汁まで!?

 

ワクワク。

 

 

 

最初に運ばれてきたものたち。

 

 

 

りゅうきゅう、いいですね~!!大分らしい。

ご飯が来るまでキープすることに。

 

 

 

 

八寸的な。

お宿に失礼ですが、りゅうきゅう以外

正直原価があんまりかかっていなさそうな感じでした。

 

しいたけ焼きは美味しかったです。

 

 

なんといっても、おおいた和牛ですよね~~!!

これは最後まで取っておきたい。

 

仲居さんも察してくれて、チャッカマンを置いて行ってくれた。

自分の好きなタイミングで焼ける幸せ。

 

 

お造りは3点盛り。

 

愛媛の鯛は流石の美味しさ。

長崎産のアジもレモンを絞り頂くと美味。

 

バチマグロは太平洋産。

 

 

 

ジョッキは660円と格安!

たっぷり入っています。

 

 

蓋もの、ジャガイモ団子のあんかけ

餡の味が大変好み。美味でした。

 

 

地獄蒸しの茶碗蒸し。

出汁の香りがほんのり。

 

 

地獄蒸し、豚シャブと野菜たち。

 

 

 

 

とり天。

初日に食べたとり天ほどではないが、

大分名物が食べられるのは良い。

 

 

大分産のヒノヒカリ。女将の地元である杵築のお米だそうだ。

 

それと「だんご汁」

この時点で結構お腹がパンパンなのに追い打ちをかけるだんご汁。

 

 

 

お米はツヤツヤ、ふっくら美味しいお米。

 

 

だんご汁だ。

 

 

 

モチモチの太麺が胃袋を刺激する。

 

 

 

ご飯は半分りゅうきゅう丼にしていただく。

残り半分は・・・。

 

 

おおいた和牛で頂いた。

 

 

 

デザートは地獄蒸しプリン。

 

 

1時間というハイペースで

どんどん運ばれてきて驚かされたものの、

値段からしてみたら安いと思えたかな。

 

 

ふ~~~~

満腹!!!!

 

持ち込んだレモンサワーも飲み干し

満足だった。

 

酔いが醒めたら、

チェックイン時に予約した貸切温泉にでも入って疲れを癒そうか~

 

なんて思っていたら、

 

今日山焼きやっているんですよー。

2階から見られますので是非!

その間にお布団敷かせて頂きますね~。

 

 

そういえば、昨日から駅前で温泉まつりだなんだってやっていたけど

これのことか!!

 

伺ったのが4/3。

ちょうど山焼きの日だったのだ。

 

 

 

 

・・・めっちゃ燃えている。

 

 

 

ふぁいあああああああああああああ!!!

 

 

山焼きは18時、ちょうど夕食が始まった時に火入れをしたそう。

 

1時間経った19時ぐらいが一番の見ごろだそうで。

 

だからあんなにアップテンポで料理を運んできたのか。

 

気遣いか!!!

というか山焼きがあるなら最初に言ってくれ~~~!!!

 

 

だけど、布団敷きのタイミングで教えてくれなかったら見ることは出来ず後悔しただろう。

 

仲居さんたち、教えてくれてありがとうございます!!

 

 

 

 

 

初めて見る山焼きは圧巻で、

 

 

 

 

 

気が付けば、予約していた貸切温泉をキャンセルしていました。

 

別府には何度も来ていて、

土地勘があるのでマップなしでひたすら道を登っていきます。

 

登って行く間に何台もの消防車が下って行っていました。

 

 

桜と山焼き。

 

 

海地獄の少し上あたりまで登ってきました。

この辺りで

火がどんどんと弱まっていく姿を

じっくりと眺めていました。

 

 

 

 

満月ではないものの、月も綺麗で

とても素晴らしい夜を過ごしました。

 

 

 

海地獄敷地内の桜。

 

 

 

 

別角度で。

散り気味でしたが綺麗なものでした。

 

 

 

 

 

 

 

帰り際、翌日乗る予定の鉄輪バス停の時刻表を確認。

 

 

 

 

 

 

 

とてもいい夜を過ごせ大満足。

 

宿に戻ると、

「貸切温泉どうしますか?まだ入ることは出来ますよ!」

 

と聞かれたので

 

「あれを見てしまったらとても満足してしまって、このまま寝ることにします」

 

疲労がたまっていたこともあり、

少し早めに就寝。

 

こうして一番ハードだった2日目が終わりました。

 

予定では鉄輪温泉の湯にじっくり浸かる予定が、

まさか年に一回の山焼きの日にあたっていたとは。

 

本当に驚きました。

 

普通そういうイベントの日がある日って、

宿は高価に設定しませんか!?

 

他の日と変わらない価格で、

気持ち良くもてなしてくれた、

 

「しんきや旅館」さん、オススメです!!!

 

・・・おやすみなさい。

 

 

Part.7へと続きます。