こんばんは、さすらいの旅人です。
NHKの夜ドラのカナカナが終わっちゃいました。たったの28回ですよ。
もうカナカナが朝ドラで良かったんじゃないの。
え?話数的に持たない!?そうかもしれない。
カナカナは最後まで上手く纏まっていました。
先週のちむどんどんも酷い内容でした。
ネタバレ全開で感想を書きます。
第12週 タイトル古酒(クースー)
もう12週目ですか。あっという間ですねー・・・。
6/28 月曜日の感想
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和彦くん(子供のころ沖縄で暢子に出会い暢子が好きになった)は何かに悩んでいる様子。
可愛くて上品な婚約者(愛)がいるのにね。
でもね。暢子(主人公)が好きなんでしょ 言わなくても分かってるって。
沖縄に場面が移る。 沖縄パートいるぅ!?
暢子の姉(ネーネー)である良子。子供を大事にせず
自分の仕事優先。 夫の実家とも揉めっぱなし。
ハッキリいってフラストレーションしか溜まらない。演じている川口春奈さんは好きな女優だし演技が上手いだけに
暢子のクソ兄貴(ニーニー)は養豚場でちゃんと働いてマットウになったのか!?と思いきや、
薬売りの美女に一目ぼれして給料を一瞬にして全部使い果たす。
以前NHKのプレミアムトークでご本人が嘆いていたけどさ。
役者が上手すぎるばかりに、今後の役者人生に影響がないことを祈りたい。
演じている役者は悪くないからね。
6/28 火曜日
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和彦くんの縁談が進んでいる事を知り、嫌な気持ちになっていた主人公暢子
このタイミングで、智(さとる)(沖縄から暢子が好きで東京までおっかけてきた)が暢子をデートに誘う
デートとしり、逃げたくなる暢子。
そこへ、縁談が進んでいる和彦くんが隣の席に。 気まずい空気が漂う。
智は気にせず暢子に告白する。
智は死に物狂いで働くからその後結婚をして欲しいと遠まわしだが暢子に伝えると暢子は困惑。
なんかね、分かるんですよ。恋愛話にしたいってのは。
ずっと見てきましたが、暢子に全く魅力を感じないんです。
それは、女優が悪いとか演技力とかそういう問題じゃなく、
脚本(台本)が悪い。
今の時代こういう系統のドラマは観ていてきついです。
全員アホなの!?と言いたい沖縄の一家
周りの人もまともな人がほとんどおらず。
フォンターナのオーナー(暢子のオバ)、二ツ橋シェフ(料理長)、沖縄県人会の会長(平良三郎)ぐらいか。
物語は沖縄と東京の行き来で見ていて疲れます。
6/29 水曜日
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婚約が進むにつれ和彦と暢子(主人公)は距離を置いていたのだが、
フォンターナのオーナーの計らいで二人で話す機会を得たのだが
そこで喧嘩勃発。
理由としては和彦が結婚に対してどうも乗り気になれないこと。
暢子はそれを聞いて、私に相談すんじゃねーよ!とブチギレ。
あぁ・・・。となったところでまた沖縄パートへ。
暢子の姉(ネーネー)の良子はさらっと教職に復帰しちゃっているし。
夫の実家からあれほど強く言われても、自分の意志を曲げない。
強い沖縄の女を演じているのか!?
・・・その間自分の子供は!? ⇒病気がちの妹(三女)に押し付けていた・・・
その良子のワガママすぎる性格ゆえか、1人登校拒否を男子生徒が出てくるのだが・・・。
「どうして学校に来ないの!?」「来たくない理由を聞かせて!?」
と、おめーが原因だろ!!と突っ込みたかった。
何度も言いますが、沖縄パートは蛇足。
主人公は暢子でしょう!?
沖縄の家族愛は知っていますよ。お墓の前でシーミーするぐらい。
お墓も大きいですしね。
亡くなった父ちゃんの墓の前でシーミーするシーンあったかなぁ!?
見た覚えはないけど、もしあったら見落としですね。
ごめんなさい。
母親も暢子も、暢子の兄弟三人も皆・・・救いようのないぐらいのアホっぷり。
暢子に気持ちを伝えられて満足した
智は独立し食品会社の一人社長になり
仕事に没頭。
これだけ多忙なのわかってんだったら
人を雇えよ、人を!!
結果、回せずに倒れるのだが・・・。
沖縄出身にはアホしかおらんのか!?
そう思えてしまう、ドラマの展開。
沖縄サゲをしたいの!?
私は沖縄に友人がいます。 賢いし、人情味もあるし。
ただその友人は家族仲はあまり良くないそうです。
そういう人沢山いるんですよ。
6/30 木曜日
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智が過労で倒れたので、
沖縄県人会の人たちがサポートする、”熱い”展開なのかもしれないが
この展開が非常にうすっぺらい。
逆だろと。
ここで自分が見たかったのはね。
暢子と、和彦くんが二人で智の代わりに仕事を一生懸命やってはみたものの
上手くさばけず、そこで沖縄県人会の人たちが助太刀してくれるって展開が見たかった。
いきなり沖縄県人会の人たちが助太刀に来たから、いきなりかーいってなっちゃいました。
だから物語が薄っぺらく見えちゃいました。
で、最悪なシーンは続く。
月曜日の回で薬屋の女の子に一目ぼれした暢子の兄(ニーニー)
その女の子を暢子が働いている人気料理店であるフォンターナに食事を誘ったのだが、
この展開がアリエナイ。ギャクでもなんでもなく
あまりに突発的かつ理解できない範囲で
物語をぶち壊しに来るニーニーの存在は、
一体何がしたいの!?
月曜日に、マットウに働いて得た給料を
飛び込み営業の一目ぼれしたカワイイ女の子に費やし、 (この時点でドンビキ)
その後自分のことを社長だと誇張し、
妹(暢子)が勤めているフォンターナに誘い
来たのがカワイイ女の子だけじゃなく、
薬屋の社長と、その社員たち。
婚約祝い?だなんだかんだ
主人公の兄(ニーニー)は自分と女の子との婚約だと勝手に勘違いし
好きなものを食え!と大盤振る舞いするシーン。
・・・いつからフォンターナはファミレスになったんだよ。
たしか、当初暢子がフォンターナに勤めたいと思ったときは
予約が中々取れない人気店という設定だったはず。
予約もなしに、ふらっと10人近くの人間が
ランチといえどフォンターナで食事を出来る展開ってのが理解に苦しむ。
薬屋に給料全額払ったニーニーが、
全員分の料理だけじゃなくワイン一人一本分注文するシーンもアリエナイ。
一体誰が払ったのか。借金?
・・・たとえオーナーが払ったとしても許しがたいし見てらんない。
で、その後女の子の婚約者は自分ではないと、勘違いが解けたニーニーは
ひとり一本と頼んだワイン(総本数8本)のうち半分を開けたそうだ。
飲みすぎだよ!!!
で、沖縄に飛ぶ。
暢子の姉である良子(ネーネー)。ようやく不登校の男の子が
不登校の理由になった理由が自分だと知らされる。
落ち込みながら家に帰ると、三女(歌子)から良子の子供が寂しがっていたことを聞く。
また見せたことがない教員姿の良子を
子供がお絵描きしていたものを見せられる。
何故かバナナを持っているのは笑いどころなのか?
寒いわ。
4人兄妹という設定はいいが、
事あるごとに沖縄と東京を行き来するのは観ていて疲れます。
尺のばしとしか見られない。
この回のラスト。
和彦とその婚約者である愛。
愛が浮気(和彦が暢子への)を疑い抱擁とキスを求めるシーン。
何故か遠くから見つめる暢子。
その視線に気づき抱擁まではしたもののキスをしない和彦。
・・・そういうことじゃないんだよ。
そうじゃない。
何だか、ドラマへの感覚がズレているのかな。
自分自身が怖くなってくるぐらい、
このドラマの展開は到底理解できません。
7/1 金曜日
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冒頭で木曜日のラストシーンからの再開。
和彦の婚約者である愛は、
和彦が動揺する素振りを見て気づきます。(和彦は自分ではなく暢子の事が好きなんだろうと)
家に戻った主人公暢子は叔母であるフォンターナのオーナーにお店に来いと呼ばれ行くことに。
そこではオーナーの部屋でニーニーが酔いつぶれている。
しかもニーニーはあろうことか、店でワイン4本を開けた挙句にフォンターナのオーナーの部屋にあった
秘蔵のお酒(高いんだろうなー・・・)を全て飲み干したという。
考察している方のコメントで見たが、
ニーニーは一晩で致死量のお酒を飲んでいる計算になるとか。
飲みすぎを心配するどころか生死にかかわるレベルだった。
そして、オーナーは私と飲もう!といって暢子にお酒を出すのだが、
これが今週のタイトルである「古酒」クースー。
暢子は最初は飲みたくない!というのだが、
いざ飲んでみると・・・美味しい!といってドンドンと飲んでいく。
酒癖も悪い。
そして暢子の本音が漏れる。
「和彦の事が好きだと。」
あー、ハイハイ。知っていました。
ソウデスヨネ。知ってたわ。
朝ドラにおいて、恋愛という要素は必要不可欠かもしれない。
家族というテーマももちろん大切だ。
だけどね。
このドラマでは、人物の掘り下げが上手くいっていない気がする。
子供パートでは、家族愛はそれなりに感じた。
暢子がダダをこねて東京に行かない!といって
高校時代まで沖縄で過ごしたことも今となっては懐かしい。
東京へ行き、料理人になりたい!と門を叩き、
横浜の鶴見で沖縄県人会の人たちに助けられ・・・
朝ドラ特有のご都合主義も許した。
暢子の母親もふんわり系だし、家族大事にするのは分かるが本気で叱らない。ふわゆるさ。
姉である良子はとにかくワガママ。結婚してもワガママ
妹の歌子は病弱設定でとにかく、歌う。急に歌う。 尺稼ぎか!!
で、良子の子供をあやしているし家政婦か!
兄は今週もクズさを発揮。
今週は古酒(クースー)じゃなくニーニーのクーズー週かもしれない。
主人公、暢子も心が広く優しいオバの元で料理人だけではなく人間性としても成長しているかと思いきや、
年取ってから、結婚も恋愛もしたくないとインタビューで答える始末。
今の時代ならまだしも この当時の時代設定で20代中盤でこの恋愛価値観はあまりにもズレすぎている
そして今週恋愛でゴタゴタしているのを見て、
ほっっんとに疲れた。
ちむどんどんの1話15分が長いのなんの。
カナカナの15分はとにかく面白いしあっという間に15分すぎちゃう。
1分以上の主題歌もないし、前回の振り返りも30秒未満。
足音ペタペタ カナカナのタイトルが出てくるシーンは10秒ちょっとだし。
朝ドラは日課だし最後まで見るけれど、
この先「ちむどんどん」させてくれる展開が欲しい。
このままじゃ私が見た朝ドラの中でも最も面白くない朝ドラになってしまいます。
何とか面白くなって欲しいと期待して見続けます。
以上です!!