家内がクリスマス・デコレーションの準備を終えて、家の中に赤・緑・金色が多くなった。先週、弟夫婦との忘年会・カラオケを終え、カレンダーやダイアリーも揃えたし、そろそろ年賀状作りの時期である。面倒臭くも感じるが、気が付けば惰性で30年以上も続けている。
先日の英会話の授業で気にかかる表現が出てきた。「should+have+過去分詞」と言う形である。この形は「~すべきだった(のにしなかった)」、否定形の場合は「~すべきでなかった(のにしてしまった)」をバカの一つ覚えのように暗記していた。
A) How did your math test go yesterday?
B) It was a nightmare. I should have studied factorization harder.
A) 昨日の数学のテスト、どうだった?
B) 悪夢みたいだったよ。因数分解をもっとしっかり勉強してたら良かった。
C) I saw your girlfriend looking lonely in the classroom. Did something happen?
D) I scolded her because she broke a promise. But shouldn't I have done so?
C) 教室で君の彼女が寂しそうにしているのを見たよ。何かあったの?
D) 彼女が約束を破ったから叱ったんだ。でも、そうすべきじゃなかったのかな?
英会話のテキストにあったのは、「should+have+過去分詞」が「過去の事柄に対する当然の推量」(「英文法解説」p.303参照)を表す場合である。
E) How is the car repair I ordered last week going?
F) We should have finished it by next Monday.
E) 先週頼んだ車の修理はどうなってる?
F) 来週の月曜日までには終わるはずです。(終わらない可能性もある)
※未来のことにshouldを使うことに何となく違和感を感じる(?)
これが「will+have+過去分詞」になると少しニュアンスが異なるらしい。
G) How is the car repair I ordered last week going?
H) We will have finished it by next Monday.
G) 先週頼んだ車の修理はどうなってる?
H) 来週の月曜日までには終わる予定です。(終わらない可能性は少ない)
「英文法解説」p.246にこんなことが書いてあった。未来完了のwill have ~edは重い感じのする形である。そのため口語では避けられる傾向があるらしい。例えば、
1) I will have finished the work before you return.
の代わりに以下の形を使う。
1)’ I’ll be through with the work before you return.
1)’’ I’ll have the work finished before you return.
I) How is the car repair I ordered last week going?
J) We’ll be through with it by next Monday.
K) We’ll have it finished by next Monday.
I) 先週頼んだ車の修理はどうなってる?
J) 来週の月曜日までに終わります。
K) 来週の月曜日までに終わります。