新・英語の散歩道(その94)-淡い初恋の行方-「遠い日の花火」先日、高校時代の友人と結構ゆっくりと話す機会を得た。付き合いはもうすぐ50年になる。 高校時代の様々なエピソードに花が咲く。写真などあればなおさらだ。「あいつ今どうしてる?」のような話にもなる。 「恋バナ」が出始める頃から宴も酣(たけなわ)になる。淡い初恋の話はいつも楽しい。 昔「恋は遠い日の花火ではない」というサントリー・オールドのCMがあったが、花火のように淡く消えたからこそ良かったということもある。 「遠い日の花火」だったからこそ、いつも心地よく、またほろ苦く思い出せるものだ。