「梅雨が明けなかった年」(1993年) | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

511()に九州南部が梅雨入りしたが、例年と比べて19日も早く、統計史上2番目に早い梅雨入りらしい。ただ、早く梅雨入りしたからといって早く梅雨明けするわけではなく、梅雨の期間自体が長くなる傾向が高いらしい。

 

九州南部が5月中旬までに梅雨入りとなるのは1993年以来だそうだが、この1993年、九州北部については異常な年となった。以下は20177月に書いたエッセーからの引用である。

 

 

九州北部で過去に「梅雨が明けなかった年」があるのをご存知でしょうか?今から24年前の1993年(平成5年)です。この年は全国的にも記録的な冷夏となり米不足などが発生しましたが、皮肉にも巷では「真夏の夜の夢」(松任谷由実)という曲が大ヒットしていました。

 

なお、その翌年の1994年は一変して記録的な猛暑となり九州北部では観測史上最も早い71日に梅雨が明け、その後渇水による給水制限等が実施されました。

梅雨明けを待つ日々はもうしばらく続きそうです。

 

http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu04.html

(国土交通省・気象庁のウェブサイトより引用)