季節はまさに初夏となった。このまま温度も湿度も上がらなければいいのに・・・、と願う。これも毎年のことである。
季節に合せて風流に初夏の歌(和歌)を一つ。有名といえばあまりに有名であるが・・・。
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「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」
(小倉百人一首第二番・持統天皇)
現代語訳: 春が過ぎて夏が来たらしい。衣替えのために真っ白な衣を干すという天の香具山にも。
以前こんなサイトを見つけたので以下に紹介する。なんとも色鮮やかなページである。この歌に「白い香」(Summer Breeze)は「言い得て妙」なネーミングである。