冒頭の写真は、いずれも以前の記事からの転載です。
各写真に写る「サトーココノカドー」の蝙蝠マークがお分かりいただけるかと思います。
これは今から7年前の平成29(2017)年、漫画「クレヨンしんちゃん」のアニメのテレビ放送開始25周年を記念し、物語の舞台「サトーココノカドー」のモデルとなった「イトーヨーカドー春日部店」の看板を、漫画・アニメに登場する「サトーココノカドー」の看板に一時的に架け替えたときのものです(平成29年4月に撮影。下記関連記事参照)。
現在は春日部駅の三角屋根の駅舎も高架化工事に関連して取り壊され、日光や鬼怒川・会津へ達する6050系もここには来なくなりました。ちなみにこの写真に写っている車両、野岩鉄道籍なんですよ。
では本題。
春日部のシンボルとして、あるいは「クレヨンしんちゃん」の舞台であるスーパーマーケット「サトーココノカドー」のモデルとして親しまれた、イトーヨーカドー春日部店が閉店することになったそうです。
【#閉店情報】#サトーココノカドー として#クレヨンしんちゃん にも描かれた#イトーヨーカドー春日部店 が11月24日(日)に閉店へ。
— 春日部ニュースch (@kasukabe_newsch) July 26, 2024
本日、1972年の開店以降50年以上親しまれた「イトーヨーカドー春日部店」ホームページ上に正式に閉店情報が発表されました。
店舗ページ▼https://t.co/xe3pCfjdH2 pic.twitter.com/sRoOz9GZS8
日経新聞のニュースはこちら↓
イトーヨーカ堂公式サイトからの告知はこちら↓
(この中に、11/24限りで閉店するとの告知がある)
一時ソースを探したくて、イトーヨーカ堂の公式HPを見回ったのですが、「春日部店閉店のお知らせ」という独立した記事はありませんでした。春日部店のページに告知があるだけです。
管理人の探し方が悪かったのかもしれませんが、「そういうとこやぞ」としか思えず。
それはさておき。
イトーヨーカ堂は業績が振るわず、店舗数の削減を続けているようです。
上記日経のサイトより引用。
以下引用開始
ヨーカ堂は業績不振を受けて構造改革を進めている。2月には北海道や東北、信越地方から撤退すると発表。首都圏でも運営効率化を一段と進めている。川越店(埼玉県川越市)は7月中に閉じる。旗艦店の津田沼店(千葉県習志野市)や柏店(同柏市)なども順次閉店する予定だ。
以上引用終了
人気アニメの舞台がなくなるのは寂しいことではありますが、アニメとそれによる知名度だけでは商売にならないということなんでしょうか。
春日部は経済圏として越谷に押されているという話もありますし、人口減少及び定住人口の都心回帰傾向からすると、やむを得ないとも言えますが、いずれにしても寂しいものです。
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【おことわり】
当記事は、07/15の東武野田線訪問のいわば「番外編」の記事であり、東武つながりということでカテゴリを「東武」にしています。