5月の長津田見聞録でございます。沖縄・奄美は既に梅雨入りしたとのことですが、東京も梅雨入り間近を思わせるムシムシした陽気になっています。皆様体調には十分お気を付けください。

 

さて。

相変わらず陸橋は工事中ですが、その工事の足場の間から「谷底」を覗きます。

 

今日は在線なし

 

陸橋上から俯瞰。

突端に向かってスマホを構えると、Y000系「うしでんしゃ」と5000系中間車の連結面が。

 

あれは何だ?

 

あの中間車、5114Fを分割したものだと突端に回ってみてわかりました。

 

洗浄線の方を眺めてみます。

 

集中型の空調器ばかり

 

東急の冷房車といえば、2000系までが「集約分散式」といわれる1両あたり3~4台の空調装置を屋根上に載せていたものです。それが3000系以降は、JRのような集中式ばかりになりました。8500系の屋根の上に並んだ、1両あたり4台の空調装置も懐かしく思い出されます。

 

こちらは長津田駅の方角を眺めたもの。

 

9000系列が2本並ぶ

 

顔が見えているのが9000系、その左隣にいるのが9020系(元2000系)です。

先ごろ西武が譲り受ける「サステナ車両」として、小田急の8000形が小手指に入線、鉄道趣味界がちょっとした「祭り」状態になりましたが、こちらの西武入線はいつになるのでしょうか。代替車が出ていないのでまだまだ先ではありますが。

 

それでは検車区の突端へ。その途中では洗浄線を眺めますが、今日は5000系が2編成留置中でした。

 

5000系だった

 

5000系列も登場から20年以上を数えることから、東急ではリニューアルを施すことを発表しています。内装は2020系レベルにするのでしょうが、外装にも何らかの変化があるのでしょうか。もしそうなら、今の姿は貴重となりますから、せいぜい記録しておきませんと。

 

こちらは「鳥小屋」。増結を待つ留置車両は現在ではありませんから、静かなものです。

「派手車」も3両とも留置中でしたから、今日は長津田車両工場に出入りする1000系の伴車の役はありません。

 

「派手車」もお休み

 

それでは突端へ。突端では2020系が並んで留置中でした。

 

こちらにも9000系が

 

2020系は現在30編成ありますから、「半直」系統における最大派閥の座に君臨しております。しかも、かつての8500系のように東武乗入れ不可の「サークルK」編成はありませんから、運用の自由度も高く、ダイヤ乱れ時のリカバリーも格段に容易になりました。

 

「分割されている5000系編成」がこちら↓

 

5X14の車号が読める

 

この車号で、5114Fであることがわかります。

 

今回管理人が一番驚いたのがこちら。

1022Fが留置されていたのですが、どういうわけか正面の種別表示と側面の車号の部分が、段ボールのようなもので目張りがされておりました。これはもしかして、1500番代化改造の準備なんでしょうか。

 

1500番代化?

 

もともと1500番代は元日比谷線直通用編成を改造したものでしたが、1000N'系(池上線・東急多摩川線用の3R車)からも3R×2が改造されており(1723・1724F)、この1022Fもそれに続くのでしょうか。

そういえば1723F、1500番代化されたにもかかわらず、帯色が赤のままらしいんですが…管理人はまだ現車を見ていません。

 

これだけ見回して撤収。

長津田駅へ歩き、こどもの国線の電車に乗って恩田(長津田車両工場・東急テクノシステム)へ向かいます。