早いもので、もうGWも最終日でございます。皆様、充実した趣味活動をなさっておいででしょうか。もっとも、中には「俺は仕事だよ!」と仰る方もいらっしゃるでしょうが(^_^;)

管理人は、普段とほとんど変わりないスケジュールでした。僅かに、04/29と05/02が完全に休みになっただけです。

 

その貴重な「完全休日」、管理人は「撮りバス」へ。向かったのは錦糸町です。

都営バスは祭日には日章旗を掲げて運行するため、それを撮影したかったから。そして錦糸町駅は、南口と北口を合わせると最も多くの営業所の車が集まるから。

 

というわけで成果を。

まずは錦糸町駅に出入りする唯一の深川担当便「錦13」。

 

「豊住線」開業後はどうなる?

 

現在、東京メトロは有楽町線の支線(豊洲-東陽町-住吉)の建設を進めていて、これが開業すると江東区内の南北の移動の利便性が格段に向上しますが、その陰で都営バスの路線には甚大な影響が出ると思われます。錦糸町と豊洲を直結するこの系統は、地下鉄のルートからはやや離れているものの、一番影響が大きいのはこの系統ではないでしょうか? もしかすると、豊洲駅・晴海埠頭行きの「甲」は廃止、辰巳駅経由深川車庫行きの「乙」が存置、となるような気がしますが。

 

こちらは、土休日のみ運転される「急行05」の日本科学未来館行きと、江東車庫へ帰投する回送車との並び。

 

土休日のみ新木場から先が延伸される

 

この「急行05」、平日は「錦18」として明治通りを南下し新木場へ至る路線ですが、土休日のみ新木場駅から先へ行きます。

ちなみに右側の車、現時点で最新となるK代(令和5年度車)。この2代前のG代(令和3年度)から行先表示が白色LEDになり、フルカラーではなくなりました。

今年度のL代はいすゞ車になるそうですが、はてさて。

 

こちらは同じ「東22」の並び。右は白色LEDのH代(令和4年度車)、左はフルカラーのF代(令和2年度車)。

 

どちらが視認性に優れているのだろう?

 

フルカラーLEDは色々な色を表示でき、その多彩さが案内をわかりやすくすることに寄与するとされましたが、視認性の面からみると以前の三色LEDの方に一日の長があるという意見もあり、最近の車が白色になったのはそのためもあるのかと思います。

 

こちらは、錦糸町と葛西を結ぶ城東の雄「錦25」。日中でも10分以下という頻回運転を誇ります。

 

こちらも影響が出る?

 

もし「豊住線」が開業すると、錦糸町から葛西へは東陽町での乗り換えで済み、恐らく所要時間は30分を割ると思われます。そうなれば直通客はかなり地下鉄に食われることになりそうです。もっともこちらは、「錦13」や次に取り上げる「東22」とは違い、影響は限定的ではないかと思われますが。

ちなみに↑の車の車号、B777ですぜ旦那。

 

トリプルセブン!

 

B777というとボーイングの航空機みたいですが、都営バスには他の営業所にB737、B747、B767がいるそうです。以前どこかで見たんだけど、どれがどこだったかな。探してみるのも楽しいかと思います。

 

こちらは「都市新バス」では唯一、山手線の環に一切接していない「都07」。亀戸・砂町経由で東陽町・門前仲町を結ぶ路線。もっとも、東陽町や門前仲町へ直行するのであれば、まっすぐ三ツ目通りを南下する「東22」の方が早く行くことができます。それでも多くの区間利用によって支えられており、現在なお都営バスのドル箱路線の一つとなっています。

以下「都07」の2形態。1枚目は三菱エアロ(H代・令和4年度車)、2枚目はいすゞエルガ(Z代・平成26年度)です。2点をあえてノーキャプションで。

 

 

 

Z代のエルガも今や旧型ですからねえ。いすゞエルガは(日野レインボーも)Z代の翌々年のB代(平成28年度車)からモデルチェンジがなされ、ややいかつい顔つきに変化、同時に進行方向左側最前部の席、通称「ヲタ席」が消えました。

 

こちらも旧型エルガの「錦28」。

 

東大島との間を結ぶ

 

この系統はかつてかなり長距離を走っていたそうですが、現在は錦糸町-東大島間のみの運転になっています。ちなみにこの系統、荒川の右岸側のみしか走らないにもかかわらず、どういうわけか江戸川の担当となっています(江戸川車庫は葛西にあり、荒川の左岸に位置する)。

 

南口は以上で終わり。

このあとは北口に移動して撮影を続けます。

続きはこちら↓

 

 

【取材日 令和6年4月29日】

 

【おことわり】

当記事は05/05付の投稿とします。