この話題は東横線沿線住民としては一抹の寂しさを感じざるを得ませんが、それでも今回のブログナンバー6154にふさわしい話題ではあると思います(理由は後述)。

 

西武池袋線から地下鉄有楽町線、また地下鉄副都心線を通して東急東横線及びみなとみらい線に乗り入れてきていた西武6000系。その中でもアルミ車体を持つ編成(車号の下2桁が50番代となっているもの)が、地下鉄直通運用から撤退したということです。

 

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今後6000系アルミ車が東横線を走ることはなくなる

 

実は10年近く前、「黄色い電車の復活」で話題をまいた6000系のリバイバル仕様(ラッピング)ですが、これが施された編成はアルミ車だったのです。ステンレス車と違って車体側面のビードがないので、ラッピングがやりやすかったからかもしれませんが。

 

いうまでもなく、この話題は鉄道趣味界では騒然となっているようで、「鉄道コム」もこの話題を取り上げております。

 

 

上記リンク先から引用します。

 

ここで気になるのが、「サイレント撤退」した車両の今後。地下鉄直通の任を解かれた6000系の今後などについて、西武鉄道の広報に話を聞きました。
まず、6000系アルミ車両などが直通運用から外された理由は、40000系の導入による置き換えであるとのこと。また、40000系には座席転換できる車両とロングシート仕様の車両の2タイプがありますが(現在、前者の直通運用は「S-TRAIN」が中心)、前者を直通の一般列車に投入し、撤退した6000系の穴を埋めるかについては未定だそうです。今後、直通対応車両がいずれ40000系で統一されるのかは、その時期を含めて未定と説明。なお、6000系アルミ車両の新宿線転属については、現時点で予定はない(※)といいます。

 

※=6000系ステンレス車の一部が直通運用の任を解かれ、新宿線へ転属しているということから。

以上引用終了(赤字は管理人)

 

やはり40000系に統一する予定なのか…。

 

地下鉄乗り入れの西武車は全てこれになる

 

やはり車齢の問題があるんでしょうか。しかし、新宿線にいる第01・02編成以外の副都心線乗入れ対応改造車は、機器類を更新しているはずですが…。それか、車種の統一・単純化の要請か。異常時の対応を考えたら、車種は少ない方がいいですから。車種が多いのを喜ぶのは愛好家だけです。

 

「陸に上がった」6000系アルミ車は、恐らく今後は池袋線の地上運用に専従するのでしょう。

 

ちなみに、なぜ当記事のブログナンバーが記事の話題にふさわしいかですが、それは東急に初めて入ってきた(管理人が元住吉で目撃した)西武車が6154Fだったから。もしかしたら6154Fが初めてではないかもしれませんが、管理人が直に東急の線路上で目撃した編成がこれだった、ということでご容赦を。

 

【おことわり】

当記事で使用している写真は、全て以前の記事からの転載です。