当ブログでは久しぶりの「東武」記事。ただし現地視察などのない「コタツ記事」ですが(^_^;)

 

一昨年、東武大本営が「野田線(アーバンパークライン、UPL)の5両化」を発表して鉄道趣味界が騒然となったものですが(下記関連記事参照)、それを見据えた新車が来年から登場することになりました。

 

東武野田線に新形車両「80000系」を導入|鉄道ニュース|2024年4月16日掲載|鉄道ファン・railf.jp

 

こちらをご覧いただくと、80000系の完成予想イメージをご覧いただくことができます。

一次ソースたる東武大本営からの発表はこちら↓

 

2025年から東武アーバンパークラインに5両編成の新型車両80000系を導入します(PDFファイル注意)

 

ここから明らかになったこと。

 

① 編成数は5両(5R)×25本。

② ①のうち18本については60000系から抜いた車両を組み込む(よって新造車両数は125両ではなく107両)。

③ 内装はリビングをイメージした落ち着いたものとする(60000系からの組込み車両も80000系に合わせて内装を改める)。

④ 全編成に子育て応援スペース「たのしーと」を設置。

⑤ 消費電力を8000系に比較して約40パーセント削減、環境負荷低減を図る。

 

ということです。

 

60000系は編成短縮が実施される

 

噂されていた「60000系の5R化」が実施されるわけですが、そうなると改番もあるのでしょうか。60000系は千の位で編成位置、百の位で編成両数を表すため「6X6XX」という車号になっていますが、これが「6X5XX」になるんでしょうか。

 

さて、次に注目すべきは投入される編成数。

大本営発表では25編成とされていますが、この25という数字は

 

UPLで使用される8000系と10000系列の編成数の合計

 

とイコールなのですよ。

ということは、8000系のみならず、こちらもUPLから放逐されることになります。

 

こちらもカウントダウンが始まった

 

8000系がUPLでの運用離脱後に退役即廃車になるであろうことは容易に想像できますが、10000系列はどうなるんでしょうか。UPLにいるものはリニューアルを施されていますから、本線や東上線に残る非リニューアル車あるいは状態の悪いものと差し替えてそちらを退役させ、運用継続となるのか。あるいは2両を抜いて4R化し、東上線末端・越生線用8000系ワンマン車を放逐するのか。ただし後者は電気的な改造を伴うため難易度が高いという話もあり、そこまで手間と費用をかけるのかという問題もあります。

そして、もし東上線末端・越生線用の8000系ワンマン車が置き換えられるとするなら、最後まで残る8000系列はこちらの車両になります。

 

やはりこれが最後?

 

管理人はこちらにも3Rの新車を入れるのではないかと思っていましたが。そして浅草-北千住間のローカル運用はこの新車を2編成併結して使用し、館林地区との出し入れは区間急行又は区間準急で行うことにすれば、浅草口と予備車を共通化できるメリットがあると思いました。そういうことはやらないのか(´・ω・`)

 

80000系の現車は来年から登場しますが、同系の全編成が出揃うまでしばらくの間は、5Rと6Rが混在することになるのでしょう。現車の登場が今から楽しみです。

 

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【おことわり】

当記事は04/17付の投稿とします。また当記事で使用している写真は、全て以前の記事からの転載です。