昨年奥沢駅の上り通過線の供用を開始した際、話題になっていたのが「奥沢駅で急行の通過待ちをする列車が出るか」。

その答えは、平日朝の1本のみが該当するということですが、これまで目黒線を利用する機会は多々あったものの、時間帯が合わなかったためその機会に遭遇することはありませんでした。

それが先日、体験することができることに。

 

下段の右側にご注目

 

現行ダイヤでは、田園調布駅0706発の各停西高島平行き443062列車が、「奥沢駅で急行の通過待ちをする列車」として唯一の例となります。ちなみにこの列車、運行番号から都営車の運用と分かります。

(目黒線では上1桁の2が東急車、3がメトロ車、4が都交通局車、5が埼玉高速(SR)車となる)

やってきた6500形の最後部車両に乗り込み、奥沢駅ホームで待ちます。

 

すると…。

急行(203072列車)がやってきました。上の1桁が2ですから東急車の運用です。

 

8R化された3000系

 

ぶれていますが、貫通扉上に貼られた水色のステッカーで8Rであることがお分かりいただけると思います。3000系も残る6Rは数少なく、東急目黒線東急車の全面8R化も間近です。

 

奥沢駅副本線に6500形の各停を待たせ、東急3000系の急行が通過していきます。2点の写真をノーキャプションで。

 

 

 

1枚目の写真、あえて3000系の増結中間車の風貌が分かるように撮影しました。しかし5000系列のボディとこのカラーは、何か強烈な違和感が拭えません(^_^;)

管理人はこの後、6500形による443062列車に戻り、三田まで乗車しました。

 

このように、現在は平日の朝1回のみの通過待ちですが、3月18日のダイヤ改正から、上り列車は原則として奥沢駅での通過待ちに変更するということです。そしてラッシュ時には奥沢・武蔵小山の両駅で各停を抜く急行も出現、急行の所要時間短縮も図られるとのこと。つまり、現在ではレアなこの光景が、3月18日以降は日常的なものになるということです。

いよいよ新横浜線開業・相鉄線との相互直通運転開始まで1か月ちょっととなりましたが、未だ新ダイヤの詳細は発表されていません。各社大本営発表を気長に待ちましょう。

 

【おことわり】

当記事は02/13付の投稿とします。