まず最初にお詫び。

連載記事「Shall we dance?~車体傾斜車両列伝」のアップが遅れておりまして、大変申し訳ございません。記事は現在鋭意作成中ですので、恐れ入りますがしばらくお待ちください。

 

それでは本題。

既に「黒06」がかなりの減便になったことが、東急バス大本営からアナウンスされていますが…。

 

 

「黒06」と共に、東急バスの三大狭隘路線として名高い「渋72」も、いつの間にかここまで減っていました。

 

渋72には中型車が使用されている

 

東急バスの三大狭隘路線である「黒06」「渋71」「渋72」は、いずれも狭隘路がルート上に存在するため、かなり早くから中型車による運行が実施され、現在まで続いています。

 

それでは論より証拠、百聞は一見に如かず。五反田駅バス停の時刻表をご覧いただきましょう。

 

20分以上の間隔となった

 

私見ですが、「時刻表を見ずに利用できる電車・バスの頻度」は20分に1本が限度だと思います。それ以上開くと、事前に調べる必要が出てくるような気がします。勿論、スマホアプリの普及などにより、運転間隔が開くことは必ずしも利便性の低下を意味しなくなりましたが、それにしても…という気がします。

勿論、乗客が減少しているのは事実なのでしょう。これら3系統は、全て目黒区内の高級住宅地を通過しますが、こうしたエリアの住民は所得水準も高く、かなりの割合で自家用車を保有しているため、そもそも「バスが当てにされていない」という状況もあるでしょうから。

あるいは、全く別の観点からの減便なのかもしれません。それは「運転士不足」。現にそれで運転本数を増やせない路線もあると聞きますので、「渋72」などの減便の原因もそれなのかとは思います。