以前の当ブログの記事は、歌や映画のタイトルをパクったものが多かったのですが、最近はあまりやらなくなりました。その代わり、今回のようにメインタイトルの前後にカッコ書きでサブタイトルをつけるのが多くなっています。このようなタイトルの付け方は、某巨大掲示板のスレッドタイトル(スレタイ)の付け方を真似したものです。

 

…余談はさておき。本題に参りましょう。

 

今回からは、1月5日に東武東上線を訪問した際の記事をアップします。

既に当ブログでも取り上げたとおり、東武では今年3月18日付でダイヤ改正を実施、東上線について種別及び運転系統の刷新を行う旨がアナウンスされています(下記関連記事参照)。そこで管理人も、来るダイヤ改正で消えるもののあれこれの記録を…と出撃した次第。この日はまだ学校も冬休みだったはずで、もしかしたら学生さんが出撃しているかもしれないと思ったのですが、そのような方はお見受けしませんでした。ダイヤ改正までまだ間があるからでしょうか。

 

その記録は次の記事で取り上げるといたしまして、今回は「30000系の行先表示コレクション」。森林公園駅で撮影した同系の行先表示を撮って出しいたします。

既に同系は、全15編成が東上線に集結していますが、最近になって行先表示器を従来の3色LEDからフルカラーLEDに換装した編成も出現しております。

こちらは、未だ3色LEDを堅持する第06編成。

 

車号は変わらないが

 

東上線では分割運用がないことから、車号こそ変わりませんが中間に組み込まれたクハは運転台の機器を撤去し、サハ化されています。しかし運転台スペースまでは撤去していません。

 

34406の側面表示がこちら。「準急 池袋」。

 

やはり視認性では一歩譲る

 

フルカラーを見てしまうと、どうしても視認性は「フルカラー>3色」になってしまいます。

 

こちらはフルカラー化がなされた第07編成。

 

赤地に白字の「急行」表示が鮮やか

 

34407の側面はこのとおり↓

 

やはりこちらの方が格段に見やすい

 

こちらもやはりフルカラー化がなされた第15編成。30000系のラストナンバーでもあります。

こちらは急行ではなく「快速」。

 

正面の青い「快速」表示は見られなくなる

 

東上線の快速はダイヤ改正での廃止が決定していることから、これが見られるのは再来月の17日までということになります。

こちらは側面の表示。

 

これは見やすい

 

前の写真とこの写真、逆光のためフレアが入ってしまったことはご容赦を。

ところで東上線の快速といえば、幕車の場合種別表示が青地に黒字という、世にも視認性の悪い色の組合せだったのですが、あれは何故なんでしょうか? この34415の快速表示のように、青地に白字の方が視認性が良かったと思うのですが。

 

最後の2点は行先表示とは関係ありませんが、30000系のスナップショット。

まず1点目は、中央の2か所のドアを閉め切っている光景。

 

車内保温のため

 

これは森林公園駅でホームへの据え付けから発車まで時間があるため、車内が寒くなりすぎないようにこのような扱いがなされているのでしょう。

 

2点目は34406の車内。

 

車内は半蔵門線・田園都市線直通時代と変わっていない

 

白色の壁に青色のモケットという配色は、半蔵門線直通時代と変わりません。というか東上線転属時、車内には手が加えられていませんから、内装もそのまま残っているということです。

 

管理人が個人的に残念に思っているのが、30000系が有楽町線・副都心線~東急東横線への直通に充当されず、地上運用専用とされたこと。いずれも東急田園都市線ほど混雑がシビアではないので、中間運転台(の跡のデッドスペース)もそれほど問題にならなかったのではないかと思われますし、9000系にリニューアルを施すくらいならこちらを…とも思いましたが、実はホームドアの問題があったという話もあり、本当の理由はよく分かりません。

 

初期車は既に車齢が25年を超え、最後の第15編成も今年で満20年を迎えますが、30000系もようやく安住の地を見つけたように思います。末永い活躍を期待したいものです。

 

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