タイトルの元ネタは、岡村孝子さんのソロデビュー曲です。「海」といっても、海に近い浮島や塩浜営業所から来るわけではないので、やや看板に偽りありな点はご容赦を。

 

冒頭の写真は川崎市バス「川74」上平間行きです。

「そんなもん見ればわかるだろ」と仰るなかれ。この写真を撮影した場所は、川崎駅は川崎駅でも「東口」のターミナル。「川74」は西口にあるターミナル「ラゾーナ広場前」からの発車がデフォ。しかし1日に何本か、東口から出る便があります。今回、管理人はこれに乗ってみました。

 

どうせ出入庫便のようなものだし、乗客はほとんどいないだろう…と高を括っていたら、あにはからんや発車間際には管理人を含め10人ほどの乗車に。そのお客の大半は、途中の河原町や神明町などで下車していったことから、どうも東口発着便には狙って乗る固定客がいるようです。確かに、東口から西口へ渡るのも億劫ですから(結構な距離がある上に四六時中人通りが多い)、そういう需要があってもおかしくはありません。

管理人は川崎市バスの乗り歩きを何度かしたことがありますが、そのたびに、東口発着の「川74」の存在意義に疑問を持っていたものです。別に塩浜営業所からの出庫便ではありませんし、それなら西口ラゾーナ広場にまとめてしまっても全くおかしくない。にもかかわらず、何故少数ながらも東口発着を維持しているかといえば、免許維持という目的も勿論あるのでしょうが、今回見たような固定客の存在も大きいのではないかと思います。かつて都営バスの「橋85」~「都06」は今はなき目黒営業所の担当で、渋谷駅~目黒駅間の出入庫便がありましたが、その出入庫便には固定客がついていたとのこと。同じような現象が「川74」にも見られるから、東口発着を存置しているということなのでしょう。

 

最後は管理人ひとりだけになって終点の上平間へ。ここは川崎市バスの上平間営業所の最寄り停留所で、管理人を降ろした車はすぐに営業所内に入っていきました。

ちなみに上平間では30分近く足止め。仕方ないので明かりの見えたコンビニまで歩き、そこでホットコーヒーを求めるなどして時間をつぶし、「川66」出庫便の井田病院行きで元住吉まで。そこから東横線で帰りました。

 

これで、01/04のネタは全て放出しました。