去る12日、東急は全路線でダイヤ改正を実施、その中には「奥沢駅通過線の供用開始」というのもありました。

というわけで、管理人も12日、長津田・恩田の視察の前に見て参りました。

(冒頭の写真は踏切が作動していないことを確認し、周囲の安全を確認した上で撮影しております)

 

通過線の供用が開始されたということは、これまでバリケードに囲われていた本設ホームの供用も開始されるということです。

 

仮設ではなくなった

 

以前は写真の左側にも始発列車が使うホームがあったものですが、今回の改良に当たっては設けなかったようです。

 

ところで↑の写真、昨日まで使われていた仮設ホームのホームドアなどが未だに残っていますので、ぱっと見には3面2線のようにも見えますが、近くで撮影するとこうなっています。

 

仮設ホームは一部解体されている

 

これから解体・撤去が進められるのでしょう。しかしやはり、下り線にも通過線をつくるわけにはいかなかったか…。

 

8連化されるときの延伸部分も見ておきましょう。

この駅は、目黒線の他の駅とは異なり、柵が設けられて立入禁止になっていました。

 

延伸部分は封鎖されている

 

そして、それは下りホームも同じ。

 

こちらは本設の柵

 

まさかとは思いますが、8連が来るときだけこの柵を開けるのでしょうか? 流石にそれはしないと思いますが。

 

以下は、奥沢駅通過線が機能していることが分かる写真。まずは3番線(副本線)に入る各停西高島平行き。

 

昨日までは真ん中の線路に入っていた

 

通過線を通過していく急行(西高島平行き)。

 

一見普通の通過のようだが

 

一見すると昨日までの光景と変わらないように見えますが、仮設ホームが使用停止になり、ホームドアが開いたままになっていることで、昨日までとは違うことが分かります。

 

このあと管理人は下り電車で田園調布へ戻り、そこから急行(赤羽岩淵行き・メトロ車)に乗ることにしました。理由は勿論、奥沢駅通過線を通過する列車に実乗するため。

(なお、当日管理人は『東急線・東急バス一日乗り放題パス』を使用していましたので、改札を出ずに折返し乗車しても反則ではありません)

 

最後部に陣取り、通過の様子を撮影することに。

1枚目は通過中の写真、2枚目は副本線との合流部、3枚目は車庫線との合流部を、それぞれ撮影したものです。3点の写真をあえてノーキャプションで。

 

 

 

 

2枚目と3枚目の写真をよーく見るとお分かりいただけるかと思いますが、2枚目の副本線との合流部は、通常の分岐器。しかし3枚目の車庫線との合流部は、ノーズ可動分岐器を使っており、本線側が減速せずに通過できる構造になっています。これには何か理由があるんでしょうか? 全てノーズ可動式にすれば減速の必要がなかったと思いますが。