この記事では、昨年6月20日に撮影した札幌市営地下鉄の写真をアップします。
まずは南北線から。いずれも自衛隊前駅での撮影です。
真駒内から来る麻生行き電車を迎撃。
対向式ホームになっている
南北線は南平岸-真駒内間が地上区間ですが、降雪の影響を避けるため、軌道全体がシェルターで覆われています。これにより、天候に左右されない定時運転が可能になっています。
こちらは同じ列車の後追い。
ホームドアがついている
札幌市営地下鉄では、全駅にホームドアが整備されています。一番後になったのは実はこの南北線で、理由は扉位置の異なる車両(3000形)が最近まで現役だったため。この車両が退役して初めて、南北線でのホームドアの整備が可能となりました。
こちらは南平岸駅で、真駒内方面を望んだもの。
何となく未来的な感じが
この光景、昭和の少年たちが「21世紀の光景」としてイメージしたものに近いような。実際にはこの形態で開業して、既に半世紀が経過しておりますが。
こちらは東西線。
東西線は8000形に統一されており、しかも編成長が7連と南北線(6連)以上の長編成を誇ります。勿論、7連は札幌市営地下鉄では最長。ただし、南北線の5000形が片側4扉であるのに対し、8000形は片側3扉である点が異なります。
8000形
東西線といえば、正面中央上部に札幌市営地下鉄の紋章を取り付けた、カクカクした風貌の6000形のイメージが強いのですが、現在は全て退役し、8000形への入れ替えが完了しました。
こちらは東豊線の9000形。東豊線でも、開業当初はスクエアなデザインの7000形が活躍していましたが、こちらも9000形と取り替えられ、全車退役しています。こちらも東西線8000形と同じ片側3扉。
9000形
札幌市営地下鉄には南北線・東西線・東豊線の3路線がありますが、現在はいずれも車両の世代交代が済んでおり、いずれも丸っこい風貌の車両になりました。大変失礼ながら、ラインカラーが異なるだけで他は大差ないような印象もあります。勿論、今の車両には不満は全くありませんが。
以下は車両以外の写真。
こちらは、大通駅の乗換えコンコースにあった、大通駅の模型。南北線の駅を模しているようで、車両は現在の5000形となっております。
両側に5000形
このディスプレイの中を見ると…。
1000形!
隅に、南北線の開業当初の車両である1000形の模型がありました。このあたりは心憎いものです。
ところで、昨年令和3年・2021年は、昭和46(1971)年に札幌市営地下鉄(南北線北24条-真駒内)が開業してちょうど50年の節目の年でした。
そのことを記念するポスターが、駅に貼られていました。
50年の時の流れ
上の写真は、開業当時の1000・2000形、下の写真は現在の5000形。50年の時の流れが如実にわかる、秀逸なポスターだと思います。
最後に、かつて自衛隊前駅構内にあった食堂ですが…。
何と!
お店の痕跡が全くなくなっておりました。
11年前、ここで昼食を摂ったのですが…。安くてボリューム満点のメニューには、管理人も大いに満足したものでした。まさか閉店して、お店の痕跡もなくなっていたとは。
最後に。
今回のタイトルの元ネタは、トワエモアの「虹と雪のバラード」をもじったものです。