8月23日に西巣鴨駅を訪れたとき、西高島平行きとしてやって来たのが、東急3000系3008Fでした。
この編成は、車内LCDが搭載されたという情報がありましたので(3000系の車内案内表示装置のオリジナルは3色LEDのスクロール式)、管理人は当日「都営まるごときっぷ」を所持していたこともあり、迷わず乗車。
終点の西高島平で、車内外を撮影しています。
まず西高島平方先頭の3008のお顔を。
この駅ではこれが限界
そしてこちらが、LCDディスプレイ。
5000系列と同じように、扉上に2台が並んでいます。向かって右側が案内用、同じく左側が広告用。
情報量は格段に増えた
LEDスクロール式のときは、各扉上ではなく千鳥状に1扉ごとにありましたので、よりサービスとしての案内表示は向上したことになります。また、LCDとなったことで情報量も格段に増えました。
それでは車内は…というと、扉上以外はそれほど変わっていないようです。
他は変わっていない
3000系の特徴として、濃淡ローズ色の座席モケットがありますが、それも変わっていませんし、ピンク系を基調とした内装も然り。
それでは車外の行先案内は…と思って見てみたら、こちらは3色LEDのままでした。日本語表示とアルファベット表示をノーキャプションで。
この編成は、相鉄直通の対応改造が施されたということなので、リニューアルとはいえそちら、運転機器の追加あるいは換装がメインだったのでしょう。だからこそ、お客の立場で目に見える変化は車内案内表示装置だけとなりますが、これも相鉄直通による情報量増加に対応したものともいえそうです。
相鉄直通というからには、流石に6連のままというわけにもいかないと思われる3000系。中間車を新造して組み込むのか、既存編成を組み替えて8連を作るのか。いずれにしても、登場後20年を超えた3000系には、大きな転換期が来ているように思います。
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