Twitterによると、8606Fの職員さんでのプライベートな撮影会(?)が開催されたようで、それがどうやら8606Fの退役ではないかと噂になっています(※)。

当ブログで何度も言及しているように、8606Fは東急の営業用車両の現役最古参でもありますし、かつ最後の「サークルK」(東武乗入不可)の編成ですから、2020系の増備が続いている昨今の情勢としては、中の人がこの機会にお役御免にさせようと考えても、全く不思議ではありません。加えて、8606Fは東急に残る最後の、行先表示が幕の編成ですから、幕のメンテナンスという観点からも、一刻も早く退役させたい編成であるはずです。だからいつ退役しても、全く不思議ではないのですが。

 

管理人が8606Fを見たのは、3月の長津田視察時が最後でした。

 

このときは一番外側に留置されていた(以前の記事から転載)

 

車齢だけでいえば確かに最古参ではありましたが、東武乗入非対応編成となったことで、他の東武乗入編成よりも走行キロ数が多くなっていないので、老朽化が進んでいないのではないかとも思われました。

しかし、流石に東武乗入不可の編成がこの1本だけになってしまうと、運用上の桎梏を取り除くためには、早期に退役させたいと中の人に考えられるようになっても、不思議ではありません。加えて、この編成の全般検査が平成27年なので、流石にもう延命はしないのでは…とも思われます。

なので、退役もやむなしということになります。

 

まだ正式に発表があったわけではありませんが、8606Fの45年間の活躍に心から敬意を表したいところです。

でも退役するまでには、1度でいいから「急行桜木町」幕で東横線を走ってほしかった…。

 

※=埋め込みツイートを削除しました。(令和2年4月29日 22:25)