【おことわり】
当記事は「鉄分」が希薄であることから「東武」ではなく「観光」にカテゴライズします。
さて、大泉町といえば「日本のブラジル」「ブラジリアンタウン」として名高い場所ですが、駅前からしてこれですから。
健在だった
ここは、ブラジル・ペルーなど南米諸国の食材や雑貨を売っている店で、店内の品揃えはまさに南米のそれ、日本のスーパーやコンビニとはかなり雰囲気が異なります(流石に店内の撮影は自粛しました)。写真に写っている雑誌・パンフレットも、ポルトガル語で書かれたブラジル人相手のもの。
4年前はここに立ち寄り、コシーニャなるブラジル式コロッケを賞味しています。
そして4年前、元コンビニがブラジル人相手の結婚相談所になっていた建物は今…。
なぜかインド料理屋に
ブラジル料理屋じゃないんだ(^_^;)
ちなみに以前はこんな看板を出していました。
結婚相談所(?)だった
もしかしたらスペイン語も併記されているのかもしれませんが、日本語がありません。
ということは、日本人を相手にしなくとも商売が成り立つということでもあります。
駐車場の看板には当然ポルトガル語が↓
主要客層に配慮?
インド料理店がまさかこの地にあるとは、管理人は夢にも思いませんでした。最近はかなりインド料理店が増え、都市部から離れた場所にも見かけることが多くなりましたが、まさかこの「日本のブラジル」にあるとは。横浜中華街の真ん中に「すしざんまい」がありますが、あれを見かけたときのような感覚です。
しかしこの駐車場の更地、前回訪問時には建物があったような…???
なお、この料理店の隣にあるTATTOO(刺青)の店、今回訪問時も健在でした。
こちらは、やはりポルトガル語の看板を出している商店。
真ん中は日本語のみ
こちらは国際電話の宣伝でしょうか。
この看板だけ見ると日本ではないようだ
ポルトガル語の看板、しかも日本語が全くない看板を出すということは、日本人を相手にしなくとも商売が成り立つということですから、いかにこの地にブラジル人が多いのかが分かります。実際、大泉町の人口の1割は外国人、その半分(つまり大泉町の総人口の5%)、つまりこの町の町民の20人に1人はブラジル人なのだそうです。
一部では「移民政策」が検討されているようですが、もし現実化したら、こういう光景が全国で見られることになります。それがいいことなのか悪いことなのかは、ここでは言及しません。しかし、現在欧州諸国で顕在化している、移民にまつわる諸問題を、日本も抱え込むことにならなければいいのですが。(この点に関しては、コメントをご遠慮願います)
※ 当記事は08/25付の投稿とします。