各駅停車を乗り継いで、多摩川を渡って登戸へ。
登戸駅では、それまで使用されていなかった1番ホームの使用が開始され、これにより複々線区間は名実ともに登戸までになりました。以前は多摩川の橋梁の上で急行線と緩行線が合流していたものですが、これで列車を捌く能力が向上したことになります。もっとも、それなら向ヶ丘遊園まで伸びた方がいいのではないかと思いますが…。
…それはさておき。
こちらが、1番線に列車が在線していることの証拠写真その1。
確かに1番線に列車がいる
以前はこうでした(こちらの写真は1月19日に撮影)。2点の写真をノーキャプションで。
このころは、確かに線路は敷かれていましたが、まだ仮設の柵が設けられ、供用されていませんでした。それが3日の初電から晴れて供用開始となりました。
登戸駅1番線に列車が在線している証拠写真その2。
確かに列車がいる
扉が開いていますから、客扱い中であることもお分かりいただけるかと。
今後は、登戸駅1番線で優等列車を待ち合わせる各駅停車が見られることになるのでしょうか。多摩川橋梁の上で停車する可能性がなくなっただけでも、大きな改善だと思います。
さて、登戸駅といえば、藤子不二雄ミュージアムの最寄り駅。
そのためか、藤子不二雄漫画のキャラクター総出演のパネルと、「ドラえもん」に出て来る「どこでもドア」を模したパネルが並んでいました。
藤子不二雄作品オールスター
そしてこちらが「どこでもドア」。
「ドラえもん」の秘密道具の中では人気が高い
所謂「秘密道具」の中では人気の高い「どこでもドア」ですが、こんなものがもし現実にあったら、あらゆる交通手段は必要なくなってしまいます。当然鉄道も(^_^;)
管理人は「タイムマシン」が欲しいですけど。あれに乗って、東海道新幹線開業前の世界に行ってみたい。
…管理人の個人的な妄想はさておき。
最後に今回のおまけ。
その1。「急行」表示のJRのE233-2000。
日中は「急行」としては走らなくなる
現在の千代田線直通列車は、日中は多摩線方面への直通だけですが、3.17ダイヤ改正以降は多摩線へは行かなくなります。また日中には主に「準急」として走るようになるため、写真のような「急行」表示を出して白昼堂々走る姿は見ることができなくなります。
おまけその2。
小田急の一般車は現在、前面に3.17ダイヤ改正をアピールするヘッドマーク(?)を掲げています。
ダイヤ改正のアピール
登戸駅には、快速急行全列車停車の広告が大々的に貼り出されていました。そうなると、東急としては中央林間からかなりの利用者が小田急に吸い出されそうですが、東急が小田急の3.17ダイヤ改正に対して、何か対抗的な宣伝を行っている形跡はありません。もしかしたら、東急は小田急にある程度乗客を吸い取ってもらいたいと考えているんでしょうか。
登戸駅では滞在時間数分でトンボ帰り。今度は下北沢駅を目指し、同時に供用を停止した世田谷代田駅の急行線上のホームの観察を試みます。
【取材日 平成30年3月8日】
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