前編から続く。
並木橋交差点はこちら↓(ガラケーの方ごめんなさい)
川に沿った点線が、ほぼ東横線の旧高架線ですが(現東横線の地下線自体、渋谷駅へのアプローチ部分を除き旧高架線をトレースしている)、ピンを打った高架線部分の左側の、点線と道路が交差する部分には、今もご覧のとおりの高架橋の柱が残っています。
まだ残っている
しかしこれ、以前はなかった緑色のカバーが掛けられていますから、ことによるとこれから取り壊しに着手するのかもしれません。
「酒の家」という昔の宣伝も残っていました。
保存…は無理か
道路の反対側の柱はこのとおり↓
こちらはカバーは掛かっていないが、柵で囲われている
こちらの柱も、取り壊し準備というところでしょうか?
この先、高架線時代は大きく右へ急カーブを切ってJR山手・埼京線(山手貨物線)をオーバークロスしていたのですが、その高架橋の跡は完全に更地化されたようです。
更地になったのがわかる
JR山手・埼京線との交差地点まで歩いてみました。
ここで一発。
なお、ここは最後まで高架橋が残っていた場所です。
最後まで残っていた高架橋も今はない
↑の写真を撮影した立ち位置から、回れ右して撮影。
こちらも綺麗になっているようだ
渋谷駅~並木橋付近までは、直線だったため跡地も長方形なので、建物を建てるなど活用しやすいのですが、問題は並木橋からこのあたりまでの、カーブで曲がっていく箇所。このあたりはどうするのでしょうね? 建物を建てるといっても建てにくいような気もしますが。あるいは遊歩道としての整備でしょうか。
東横線が地下に潜り、地上の渋谷駅がなくなって3年の月日が経過しますが、それだけの月日が経過すると、地上の痕跡が殆どなくなってしまったようです。これも仕方のないことではあるのですが、できれば旧並木橋駅の跡であることを示す石碑などあれば…と望むのは、鉄ヲタの我儘でしょうか。