前編から続きます

待合スペースに連なる階段を上がっていくのですが…。


141018_175328.jpg
やはり長い

土合駅ほどではありませんが、結構な長さです。

そして昇りきると、平坦になります。この先で、直江津方面行きホームに降りる通路と合流します。


141018_175403.jpg
昇りきると…。

こんな標識が。
1枚目は出口と上りホームへの案内標識、2枚目が各ホームへの案内標識です。あえて野ーキャプションでどうぞ。


141018_175446.jpg


141018_175505.jpg


2枚目の写真、こうして見ると結構急な階段ですね。

では、地上に通じる階段を昇っていきます。
地上に通じる階段は、ホームに通じる階段より傾斜が緩やかになり、脇(下写真の手すり左側)には何に使用するつもりかわからない空間があります。ひょっとしたら土合駅同様、エスカレーターを設置するつもりだったのかもしれませんが、設置される日は来るんでしょうか。


141018_175551.jpg
緩やかな階段が続いている

土合駅には途中に踊り場がありましたけど、ここはそういう場所が無く、ただまっすぐに伸びているだけなんですよね。この階段はトンネル掘削時の「斜坑」を転用したものだとされていますが、そうだとしたら納得です。
階段の段数は…数えていませんでした(^_^;)

この点、Wikiの「筒石駅」の項目によれば、「改札から下りホームまでは290段176m、同じく上りホームまでは280段212mである。」(引用)とのことです。

やっと地上に出ました!


141018_180116.jpg
暗くなっていたorz

日没後で周囲が完全にブラックアウトしてしまったため、こんな写真しか撮れませんでしたorz

こちらは、駅舎からホームへの階段に通じる通路に設けられた「風除け」。


141018_180156.jpg
これでトンネルからの突風を避ける

このときは時間が無かったので、糸魚川までの切符を買い、写真だけ撮ってすぐにホームに戻りました。
地上に出てみて、やはりこの駅は昼間に来てみたかったなあ…と思ったことです。

感想。
近くに集落があるようで、通学生を中心にそれなりの利用があるようです。その点は、他のトンネル駅とは異なります。
ただ、この駅は来年3月の北陸新幹線開業と同時に、JR西日本から第三セクター「越後トキめき鉄道」に移管され、同鉄道の「日本海ひすいライン」の駅となります。JRのネットワークから切り離されてしまうことで、この駅の行く末が心配になりますが、いっそのこと北越急行とタイアップして、美佐島駅などとセットで「トンネル駅探検」とかいって売りだしたらどうでしょうかね? 結構な観光資源にはなると思うのですが。

第三セクター移管後、この駅はどう変わるのか。注目していきたいと思います。

※ 当記事は10/29付の投稿とします。