先ほどの記事の続きです。
並木橋交差点近くから、代官山方を見て撮影。
このあたりも(ry
都営バス渋谷車庫脇の、カーブの辺りには、まだ高架橋が残っていました。
これも早晩なくなる
渋谷駅を発車した電車は、ここの急カーブを静々と走り、各駅停車なら代官山駅停車のためにそのままあまりスピードを出さずに走り、代官山通過の特急や急行はスピードを上げていった(とはいえそれほどでもなかったような)ものです。上りは、ここの急カーブで特急や急行が各駅停車に追いついてしまうため、並木橋辺りでの構外停車もしょっちゅうでした。
それらが全て、昨年3月を最後に思い出となり、その思い出をしのぶよすがも消えようとしています。
そして「地上の東横線」を最も象徴するものだったのが、山手線を乗り越すトラス橋ですが、ここもいよいよ撤去の下準備に入ったようです。
大きなブリッジのようなものが(跨線橋上から撮影)
このブリッジのようなものでトラス橋を持ち上げ、撤去するということなのでしょうか。それとも、解体用の足場なのでしょうか。いずれにしても、撤去が近いことをうかがわせます。
ここからさらに代官山方面へ歩いていきました。
かつて東横線が走っていた場所は、工事用のフェンスで覆われ、中が窺い知れなくなっています。
跡形もない、というわけでもないようだが…。
↑の写真を撮影した場所では、渋谷方を望んで撮影したのですが、回れ右をして、中目黒方面を望んでの撮影もしました。それがこちら↓
やはり中は窺い知れない
渋谷1号踏切跡地を見た後、代官山駅と直結する跨線橋へ。
そこから東横線の線路を望みました。
かなり下に降りている
かつて地上の渋谷駅とつながっていたころよりも、代官山駅ホームの突端は下がっているんですよね。写真でお分かりになるかどうか自信はないですが…。
この後、代官山駅から下り各駅停車に乗り、撤収しました。
感想。
思った以上に速いペースで撤去が進んでいるという印象です。もう高架橋の使用休止から1年半も経過しているのですから、当然といえば当然ですが、それでもやはりあの「トラス橋」などがなくなるのは、何となく寂しいものがあります。
できれば旧並木橋駅跡には、新太田町駅跡のような簡素なものでもいいので、何らかのモニュメントを残しておいてもらいたいものですが、それは多分愛好家の我がままですね(^_^;)