以前の記事で取り上げた、1000系1500番代車。
今回、蒲田駅で粘って、やっとのことで捕まえました。勿論、蒲田駅で粘っていたのは、池上線・多摩川線どちらの運用に入っていても乗車・撮影ができるようにするためです。

1000系や7700系を撮影して時間を過ごし、40分も経過したころでしょうか、1番ホームに入ってきたのは、1000系…ん?

帯 の 色 が 違 う

ここで1500番代であることを確信したわけです。


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帯の色も、車号の入り方も、行先表示も違う

比較の対象として、1000系在来車のお顔を。


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本来の1000系はこの顔(以前の記事から転載)

どうでしょうか?
阪急の車両でも思いましたけど、やはり「あるべきところ」に車号がないのは、見るものにかなりの違和感を感じさせます。それにしても、まさか種別表示があった部分に車号を入れるとは。
ちなみに、側面の車号はこちら↓


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これまでの東急のどの車両ともフォントが違う

車号のフォントですが、2000系までのゴシック体、3000系以降の車号、そのどれとも明らかに異なる、新しいフォントですね。ちょっとマンガチックな印象も受けます。
側面は↑ですが、正面のアップは…。


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やはり違う。側面と同じ。

このフォントはちょっと管理人にとっては違和感がどうしても拭えません。

早速乗り込みます。
車内はこんな感じ↓


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木目調の化粧板に緑の座席

そしてドア上には、種車にもあったLEDスクロール式の車内案内表示装置が設置されています。ただ、全扉というわけではなく、3つある扉のうち2つだけという、変則的な千鳥配置です。


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ドアの開く部分の黄色が目を引く

ドアは種車のステンレス無塗装を踏襲しています。

管理人は、蒲田-大崎広小路間をこの編成で1往復したのですが(このときは1日乗車券『東急ワンデーオープンチケット』を使っていた)、蒲田からの上りでは混雑のため車内の撮影がままならず、折り返しの下り列車に乗車して撮影したものです。なお、この車内の写真は、いずれも五反田方先頭車1501のものです。

乗車時の印象ですが、1500番代は電機品が新7000系とほとんど同じものになったと聞いていたので、走行音が楽しみだったのですが、確かにオリジナルの1000系よりは静かになり、パルス変調音もなくなっています。
ただ、これは乗車していて思ったのですが、内装が木目調で座席が緑色、しかもドアの間の窓が3枚あるものですから、管理人はこの編成に乗車していると、池上線ではなく阪急、それも千里線か宝塚線あたりに乗っているような錯覚に陥ってしまうのですね。勿論、阪急の車両の化粧板の木目や座席の色は厳密に言うと微妙に異なりますし、ドアも車内は化粧板が張られていて、ステンレス無塗装ということはないので、ドアを見れば「あ、確かに東急だ」と、我に返るのですが(^_^;)

1500番代は、車号の1の位が種車の番号だそうです。既に「3」と「4」が出てきて、今回は「1」。そうなると、この編成の登場で1500番代は3編成目ということになりますが、あとどれだけ増えるのか、それも注目ですね。

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№2793.振り返れば奴がいる~東急1500系@雪が谷検車区 

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