こちらも2ヶ月のご無沙汰、恩田訪問記でございます。
検車区から長津田駅まで歩き、こどもの国線に乗って恩田へ。乗っている間も気は抜けません。なぜなら、駅到着前にテクノシステム構内の留置車両のチェックをしておかなければならないからです。
というわけで、目を皿のようにして(大袈裟?)チェックしていたのですが、何と、7600系3連の先頭7662の「歌舞伎装飾」を剥がしている場面に遭遇しました!

ホーム突端から撮影したものがこちら↓


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帯を剥がされた7662が写っている(はず)

早速いつものとおり、高台から敷地全体が見渡せる場所に行ってみます。
すると…!


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帯を剥がされた1105が!

これには驚きました。7662ばかりか、1105も帯を剥がされているとは!
↓は1105を別の角度から狙ったものですが、扉の奥の建屋の中には、クハ1000(1005?)とおぼしき先頭車の姿を確認できました。


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一体何に改造される?

池上・多摩川線に投入されている「1500番代」なのか、はたまた噂されている一畑への改造なのか(一畑向け改造の様子は、ネット上に写真が上がったことがある)。今後の展開に注目ですね。

本線の向こう側には、夥しい数の1000系の留置車両がいます。改造工事も酣(たけなわ)なのでしょうか。


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留置車両群の中をY000系が通過していく

そしてY000系が通過すると、その向こうには1000系の中間車(1255・1305)が見えます。


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これも改造種車?

以上の写真だと7662が分かりにくいので、こちらでいかがでしょうか?


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1105の向こうに見えるのが7662

これで分かりますかね?

しかし、なぜ7662の帯剥がしをテクノシステムで行うのでしょうか? 廃車にするのであれば、帯剥がしは必要ないとも思えます。まさか、大穴で地方私鉄への譲渡とか? 一畑に行くのは、1000系ではなくこの車両だったりして…でも流石にそれはないか(汗

あとは、東横線用の5172Fが検査入場中でした。
こちらは、5472の連結面↓


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こんな姿を見られるのも工場入場時ならでは

ちなみに5472は元5000系の付随車で、6扉車組み込みに伴って5000系編成から抜かれ、5050系編成に組み込まれたんですよね。現在、元5000系の付随車は5170~72Fに組み込まれており、5170・71Fは2両、5172Fは1両となっています。これらの車両、種別表示が独立していてLEDではなく幕表示であること、行先表示のLEDもフルカラーではなく3色LEDであることなどが外観上の相違点です。

こちらは先頭車5172↓


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定期健診?

鉄道車両の工場入場は、人間で言えば定期健診のようなものでしょうか。何となく、レントゲンや胃カメラなどの検査を待っている人間の姿のようにも見えます。

最後に今回のおまけ。
以前取り上げて「地球外生物みたいで不気味」と評したパンタグラフですが、今回は整然と並べられています。


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怖さはなくなった

これ、シングルアームに換装した後の、1000系や9000系についていたやつですかね?

これだけ見回して撤収。東急バス「青55」で青葉台駅に戻りましたが…。