日没が迫っていましたが、とりあえず恩田へ。
恩田駅到着前、1000系中間車が多数留置されているのを確認し、同駅に降り立ちました。
8591が見える
ここから見る限り、先月と変わりない光景のようですが、違いました。
早速工場全体が見渡せる高台へ。
手前の線には、1255と1305が並べられていました。さらにその隣には先頭車1105も。
ここに1000系中間車が並ぶとは!
以前に恩田に訪れた際には、ここに伊賀鉄道向けの1000系が留置されていたことがありますが、当時は先頭車。今回は中間車でしたが、まさかの先頭車化改造などはあるのでしょうか。
なお、当然のことですが、先月までこの場所にいた所謂「派手車」は、どこかに搬出されてしまったのか、姿を消してしまっていました。
1305のアップはこちら↓
車号が確認できる
そして本線を隔てた向こう側には、1354と車号を消された車両が留置中でした。あとで帰りの電車内から確認したところ、車号を消された車両は元1353でした。
右側の車両が車号を消された1353
この写真の奥には、8591の他、1455と見られる車両も留置中なのがわかります。なぜ1455なのかというと、この車両には「弱冷房車」のステッカーが残っているから。1000系の8連でこのステッカーが貼られていたのは、1450だったからです。
さらに長津田寄りを眺めると、1403-1453の2両が! 先月見たときには長津田にいた、1453-1403-1253-1303の4両のうち2両が、ここに移されたことになります。
こちらが1403。連結面の2段窓で1400とわかります。
写真だと分かりにくいが、これが1403
そしてこちらが1453。この車にも「弱冷房車」ステッカーが貼られたままとなっています。
ドア向かって左のシールが「弱冷房車」の表示
「弱冷房車」の表示も、すっかり色褪せてしまいましたね。
今になって、1000系の中間車が恩田に新たに運び込まれたり、また建屋に近い場所に引っ張り出されたということは、いよいよ改造、それも地方私鉄への譲渡を意図した改造が行われることになるのでしょうか。有力視されているのは一畑電車への譲渡ですが、果たして一畑向けの改造に着手されるのか。そのあたりも注目したいところです。
最後に今回のおまけ。
テクノシステム敷地内にあった、パンタグラフの大群。
こわいよー
以前、この場所にパンタグラフが並べられていたときは、宇宙から地球に襲来した地球外生物のようで不気味だったのですが、今回はそんなことはなかったような。以前に見たので驚かなかったせいもあるのかもしれませんが。
そしてこちらが、クーラーの本体と思われるもの。
こうしてみると壮観
これもパンタグラフと同じで、同じものが多数並んでいるというのは、何ともいえない迫力がありますね(^_^;)
これだけ見回して撤収しました。