結局、管理人は新大阪から「のぞみ」→「しなの」→「あずさ」乗り継ぎで甲府駅に到着したわけですが、到着した甲府駅ではご覧のようなレア編成がいました!


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スカ色115!

「何だ、スカ色115か。豊田のだろ?」と仰るなかれ。実はこの車両、長野の所属編成なんです。
長野所属編成という証拠写真がこちら↓


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確かに車体の所属標記には「長」とある

「長」の表記は、国鉄時代なら長野鉄道管理局、現在ならJR東日本長野支社の意味ですから、これはまぎれもなく長野の車両ということになります。
それにしてもこの編成、実に美しく塗られていました。

現在、長野地区では高崎・東北線(宇都宮線)を追われた211系により、115系が順次淘汰されています。このようなリバイバルカラーは、勿論115系の退役の時期がそう遠くないことの表れでしょうし、また115系への惜別の意を表すものでもあるでしょう。これに乗って高尾まで行きたいと思ってしまいましたが、流石に仕事があるのでそれはできません。
管理人はこれらの写真を撮影した後、後ろ髪を引かれる思いで甲府市内の仕事先に向かいました。

※追記(平成26年5月10日 23時21分)
南栗橋車両管理区荒川支所様より頂戴したコメントに鑑み、タイトルを変更しました。確かに115系が実際に纏ったことのある塗色ですから、所謂「リアルウソ電」ではないので、管理人としてはギリギリセーフと考えます。しかし、国鉄時代に長野地区の115系は湘南色に塗られていてスカ色ではないので、厳密な意味における「リバイバルカラー」とは言えないことから、「帰ってきた」という言葉は不適切だからです。