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3月27日の「出張ついで鉄」の記事も、これで一応終了です。
塚口駅で1000系と9000系の並びを撮った後は、昨年12月開業の阪急で最も新しい駅・西山天王山へ行ってみたくなり、十三で京都線の電車に乗りました。

しかし、着いた時にはもうあたりはすっかり暗くなっておりましたorz

駅の正面はこんな感じです↓


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暗いのでこんな写真で失礼

改札口部分のアップ。


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自動改札機が並ぶ

駅員さんはいたようでした。

この駅、何に特色があるかというと、京都縦貫自動車道の長岡京インターチェンジの真下にあり、そこに設けられた「高速長岡京バスストップ」で、電車と高速バスとの結節を図っていることです。同じような駅にはJR西日本の舞子駅(ここは明石海峡大橋の付け根に位置する駅で、そのため駅の真上にバス停が設けられた)がありますが、こちらは新設駅であることが異なっています。
ただし、停車する列車は今のところ普通列車だけとなっています。

この駅独特の立地のためか、駅前にはこんなものが。


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高速道路の支柱!

この支柱、かなりぶっといんですよ。見ていると圧倒されそうになります。

そしてこの駅最大の売り、高速長岡京バスストップへの案内はこちら↓


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エレベーターで上下するらしい

階段もあるようなのですが、非常用となっているとのこと。

管理人はバスに乗るわけではないので、バス停までは見てこなかったのですが、昼行・夜行とも停車する便があります。

この駅、高速バスとの結節だけではなくマイカーとの結節、所謂「パーク&ライド」の機能も持っており、公共交通の利用を促すという目的があるようです(西山天王山駅開業に関する阪急電鉄のプレスリリース参照 PDFファイルです)。さらには、とかく観光シーズンなどには渋滞が絶えない京都市内への車の乗り入れを減らそうという意図もあるのでしょうね。このような考え方は、関西私鉄ではこれまでなかったものだと思います。
現在、公共交通の維持とその方策が注目されていますが、こういう試みがもっと評価されればいいですね。

※ 当記事は05/07付の投稿とします。