中間試験、何とか終了―人身事故・台風の影響受け


夕方は予備校に出勤した際に、最寄駅を通る電車は、この時間になっても大幅な遅れが出ており、横浜駅もいつもより混んでいました。
そのため、1日延期で今日が試験最終日でした。
4日目の試験が終わるとLHR、一昨日に交通の影響で欠席した生徒 には、この後で追試をする事にしました。本来は今日から授業だったわけですし、連休にもなるため、学校には行こうかと。
違う組の生徒ゆえ、各クラスでHRが終わり次第、来てもらうつもりでした。ほとんどのクラスで解散した頃に、一人は見付かり(少し探したものの)、すぐに受けてもらい、お昼には終えられました。
しかし、あと一人の生徒のクラスが、担任によるHR後に、生徒達同士である行事の打ち合わせが行われており、何度か覗きに行っても、担任の先生にまで「先が見えない」と言われるほど、終了の目途が立たないという状況でした・・・(苦笑)
ようやく終了して追試を始められたのが、先に追試した生徒の2時間後でありました。
本当は、お昼過ぎにはいったん帰宅し、私用がいくつもあったためにその準備をして再度外出する予定だったのですよ。でも、時間が間に合わなくて、すべての用を終える事が出来ず、後日に改めて出直さねばならなくなってしまいました(;;)
一方、上述の生徒も他の生徒達も、試験時間割に沿って勉強したでしょうに、学校へ向かえない事への焦りもあったと思われます。こうやって後日に受けたとはいえ、本来の日に行うのとでは力の発揮の度合いにも差が生じてしまうでしょうし(追試日には他の教科の試験もありますし)。
これが成績評価に関わってくる事を考えると、オーバーですが本人達の将来に響いてくるかもしれません。
(これがもし前任校 で起こったなら、もっと大変だっただろうなあと思う。定期試験の評価が大学進学に直結するため、成績に関しては相当シビアなもので)
なお彼らはあの日、予定されていたもう1教科の試験も受けられず、そちらも気にしていました。特に一人は、その教科担当が金曜が出講日でない講師の先生なため、そちらは受けられないまま連休に入ってしまいました・・・
会社勤めの方々の中には、大事な会議・面会・商談などが入っていた人もいるかもしれません。ビジネスにも大きく影響してくる事はありうるでしょう。
そう考えると改めて、あの事故そしてこれを起こしてくれた人が腹立たしくなりました。
本来なら、亡くなった方(駅から飛び込んだ当事者)にお悔やみの気持ちを示さねばならないのは承知です。でも、この人のお陰で、22万人以上の乗客が足止めを食らい、JR関係者は数千万の損害を被った。会社や学校へ行けなかったり遅れたりで、仕事や勉強に支障をきたした人は多いと察します。
そして、直接的被害者(足止めされた乗客)だけでなく、その人達と関わりのある人々も大きく予定が狂ってしまいます。私自身も今年度は、自身の限界を超えるスケジュールの中で何とかやりくりしている状況です。少しでも仕事がずれ込んでしまうと、次の仕事や用事が遅れてしまうわけです。
別の生徒も「あれって迷惑極まりないんですけど」と言っていましたが、全く同感です。自殺を決意した方は、ご自分の事で目一杯なのでしょうが、現在を生きている人達も多くは、辛い事があっても必死で毎日を送っています。
「人が線路に立ち入った」事による電車の事故はよく起こりますが、こうやって安易に行うのは(色々な意味で)いい加減に辞めてもらいたいものです。