前期終了、そして来年度は・・・? | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

前期終了、そして来年度は・・・?

 ご無沙汰しております。携帯から記事を投稿した事は1~2度あったものの、しばらくブログを(というかパソコン自体)開いていませんでした(汗)
その間に大相撲秋場所が終わり、高校生ドラフトが行われたり、日ハムがパリーグ1位に輝いたり、安倍首相が誕生したりと、日本も大きく動きましたね(^o^;
これらについては、時間があれば書きたいと思っています。


地獄(?)のような期末試験作り・採点・成績処理・教科会・学年会等がようやく終わって一段落つきました(その模様も改めて書くつもりです)。
で、昨日は前期終業式でした。まあ、講師は行かなくても良いのですが、中2の後期の授業の打ち合わせの続きを組んでいる先生と行う予定で、成績の件で万が一の事があった場合のために行くつもりでした。後期授業が始まる前に、再び散らかった机も片付けたかったので。
しかし朝から大雨台風行くのを辞めようと思ったが、連休も入り、明けると通常授業でまた慌しくなりそうなので、行く事に。
でも、こんな日に来たアホな講師は私だけでした(^_^;
さすがに目的の先生もいらしておらず、先日の実験で使ったメダカの世話をしたり、生徒達としゃべったり、机を少し片付けたりして終わってしまいました・・・


実は水曜に、校長先生に呼ばれました。来年度に関して他の講師の先生方が次々に面談していましたが、遂に私も!
来年度はどのように考えているのか聞かれ
「昨年に比べ楽しくやっていますので、出来れば来年も置いて頂ければ」
と申したところ、例の求人の件 も話に挙がり
「理科の場合は専任を必要としている。
 しかし、専任だけでは賄えないので講師も必要だから色々な先生の状況を聞き、
 生徒の履修の状況も考え合わせた上で10日にどうするか返事をします。」
との事でした。何だかはっきりしない話で心配です。しかも、採用時に聞いた
「いきなり専任は取らない。
 まずは非常勤から始め、やっていけそうな場合は常勤そして専任への道もあります。
 貴方方(私と2人の同期)の中から専任になってもらいたい。」
にも矛盾していますし。私達現役講師の中から専任を選ぼうという考えはなかったのでしょうか?
私も諸事情から来年も常勤は無理なのですが、今年の採用直後にお誘いがあった時は
「昨年の(辛い)経験から、まずは講師で様子を見たい」と言っていましたので、
「今年はどうですか?」と聞かれる前に外から専任の募集をかけてしまったのは、しっくりいかないものです。


勤務校の理科教員の現状については、上記リンクでも触れましたが、

ちなみに私達の前任教師達は、妊娠やら母校で誘いがあったなどと、年度の途中でかなりいい加減な形で辞めたようです。
私が現在担当している生徒達(中2と高3生物選択者)が、そのあおりを最も受けてしまいました。
昨年は1年で3~4人も教師が交代してしまい、授業が進まずほとんど分からない状態だったとの事。
高3は受験の大事な時期に生物Ⅰが理解出来ていない、という状況で、年度初めに補習の要望が多く、放課後に行ってきていますし、
中2も、最初の頃に担任の先生から「保護者も苦情はないですが、心配しておられる」とおっしゃっていましたし、
生徒達も、夏の学力テストでは中1の範囲が全く分からなかったり、その他にも色々聞いてきました。
彼女らに「辞めないですよね?」「ずっと居て下さい」とよく言われました。
もちろん先生だって人間ですから、突然病気やアクシデントに見舞われる事もあるでしょう。
そういう場合はやむを得ないですが、この教師達は(確かに学校のシステム等も欠点はあれど)話を聞いていて無責任の感が拭えず、腹立たしいのです!
これで一番困るのは生徒達なんだよ!!!!プンプン
やむを得ないよほどの事情がない限り、区切りの良い所まで勤めて頂きたいものです。
(実は中2は、今年4月下旬にも英語の先生の1人が突然お辞めになられて、その先生担当クラスの子達は動揺していたのですよ。)
今、自分なりに尽くしているつもりですが、その甲斐(?)あってか生徒達にも気に入られていると感じます。
なので、来年度も継続して様子を見守りたいところです。


昨日も帰り際に教頭先生から、後期の最初に校長室に行くようお言付けがありましたが、何と言われるのだろうか?
もしクビになってしまったら、この半年の週18時間授業もこなせる気力が持てるだろうか?そして、それを知った生徒達は何と思うか・・・
他の講師の先生方も、この煮え切らない学校側の反応に苛立ちと心配を持たれています。
中には、今年度限りでの退職を表明している先生も複数おられます。
この学校は、組織的な面で「?」と思う所が結構あるのですが、生徒達は地味で素直で礼儀正しい子が多いですし、彼女達が悲しい思いをしないで欲しいのです
とにかく私は、来年度の継続採用される事を願うばかりです。。