自走車の世界を妄想してみる | さすらいびとの徒然漂流記

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AI等による自動運転車,ここでは自走車としよう。

その自走車が普及するとどうなるのか。

 

車が勝手に目的地に連れて行ってくれるので,ドライバが必要なくなるので運転免許証が不要になる。

これは同時にタクシーもいらなくなるということ。

逆にMaaS,つまり,移動手段をサービスとして提供する商売が生まれることを意味する。

更には,自動車を所有する必要もなくなる

そうなると,店に駐車場を用意する必要がなくなる

ただし,代わりに大き目の施設の場合などは自走車をプールしておくというのが,利便性向上(配車を待たずにすぐに帰れるので)という意味でのウリになるかもしれない。

 

移動手段という意味ではバスや電車も不要になる。

何故なら,door to door の移動手段があるのに,わざわざバス停や駅に何らかの手段で移動し,来るのを待って乗り込むなどというのはただ面倒なだけ。

代わりに,線路は自走車専用道路のような活用ができる。

 

駅が不要となると街並みも変わらざるを得ない。

何らかのランドマークを中心に商業地区が出来るか,意図的かつ人工的に作り上げることも可能になる。

 

ここで子供の視点に変えてみる。

自走車は免許不要なので年齢を問わずに利用できる。

となれば通学にもそもそも歩く必要がなくなる。

これは誘拐などの危険も減ることになるのでメリットも多い。

実際,米国などはその危険性で送迎かスクールバスを使っているというのもある。

日本は安全だから子供だけで歩いて通学などということができているだけである。

 

そうすると,そもそも歩く必要があるのかということにもなってくる。

歩道がなくなり,歩行可能エリアのようなところ以外は基本的に道路は自走車専用でも良くなる。

自転車も同様に特定の場所でのみ乗ることができるものとなるかもしれない。

また,運動不足などを考えるとルームランナーなどのようなものを車内に持つようなものも出てくるかもしれない。

 

そうなってくると信号も不要になる。

渋滞もなくなり,自走車での移動時間の予測精度がかなり高くなる。

工事や事故など以外ではほとんど同じ時間で移動できるのだから。

 

 

さて,実際にはどこまでいけるのか,どのような未来が待っているのか。

出来るなら,生きている間に自走車があふれる世界が訪れるといいのだけど。