使うときに違いが良くわからなかったので簡単に表形式でまとめてみた.
関数 | 引数 | 制約事項 | 検査範囲 | 取得範囲 | 検査値無し |
LOOKUP (ベクトル形式) |
検索値 |
数値、文字列、論理値、値を参照する名前やセル参照. |
第2引数で指定. | 第3引数で指定. | 検査範囲内で検査値以下の最大値が、一致する値. 検査範囲に含まれる最小値よりも小さい場合は、エラー値#N/A. |
検査範囲 |
1 行または 1 列のみの範囲. コード順の昇順に配置. 英字の大文字と小文字は区別されない. |
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対応範囲 |
1 行または 1 列のみの範囲. 省略時(デフォルト)は「検査範囲」と同じ. |
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LOOKUP (配列形式) |
検索値 |
数値、文字列、論理値、値を参照する名前やセル参照. |
横長(行数>列数)の場合、先頭行. その他の場合、先頭列. |
横長(行数>列数)の場合、最後の行. その他の場合、最後の列. |
配列内で検査値以下の最大値が、一致する値. 配列に含まれる最小値よりも小さい場合は、エラー値#N/A. |
配列 | 検査値と比較する文字列、数値、または論理値を含むセル範囲. コード順の昇順に配置. 英字の大文字と小文字は区別されない. |
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VLOOKUP | 検索値 | 値、参照、または文字列. 「検索の型」がFALSEで文字列の場合、検索値で疑問符 (?) またはアスタリスク (*) をワイルドカード文字として使用可・ |
第2引数で指定したテーブルの左端行. | 第2引数で指定したテーブルの第3引数で指定した列. | ・「検索の型」にがFALSE を指定した場合 エラー値 #N/A. ・「検索の型」にTRUEを指定した場合 検査範囲内で検査値以下の最大値が、一致する値. 検査範囲に含まれる最小値よりも小さい場合は、エラー値#N/A. |
範囲 | データを検索する情報のテーブル. 「検索の型」がTRUE(デフォルト)の場合,コード順の昇順に配置. 英字の大文字と小文字は区別されない. |
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列番号 | 一致する値を返す、範囲内の列番号. 基点は1. |
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検索の型 | 検索値と完全に一致する値だけを検索するか、その近似値を含めて検索するかを指定する論理値 省略時(デフォルト)は「TRUE」. |
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HLOOKUP | 検索値 | 値、参照、または文字列. 「検索の型」がFALSEで文字列の場合、検索値で疑問符 (?) またはアスタリスク (*) をワイルドカード文字として使用可. |
第2引数で指定したテーブルの上端行. | 第2引数で指定したテーブルの第3引数で指定した行. | ・「検索の型」にがFALSE を指定した場合 エラー値 #N/A. ・「検索の型」にTRUEを指定した場合 検査範囲内で検査値以下の最大値が、一致する値. 検査範囲に含まれる最小値よりも小さい場合は、エラー値#N/A. |
範囲 | データを検索する情報のテーブル. 「検索の型」がTRUE(デフォルト)の場合,コード順の昇順に配置. 英字の大文字と小文字は区別されない. |
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行番号 | 一致する値を返す、範囲内の行番号. 基点は1. |
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検索の型 | 検索値と完全に一致する値だけを検索するか、その近似値を含めて検索するかを指定する論理値 省略時(デフォルト)は「TRUE」. |
※「引数」列の赤太字は必須項目.
LOOKUPはお手軽な感じだけど,チョット動作が微妙なところがあるので注意が必要かな.
VLOOKUPとHLOOKUPはLOOKUPよりも動作がはっきりしているので基本はこっちを使う方が良いかも.