ってことで,以前からたまに何かをきっかけに思ったことを2つほど.
■「末は博士か大臣か」
いろいろな説があるみたいだけど,大正時代に奥野他見男の『学士様なら娘をやろか』がベストセラーになったことで出来た都々逸の「学士様なら娘をやろか末は博士か大臣か」の後半ってのが押しかな.
でもって,当時の「学士」とは帝国大学卒のみを指していたってのがポイント.
まあ,今時「学士」なんてゴロゴロいるし,旧帝大卒でも将来安泰とは行かないけどね.
実は個人的には「学士様なら嫁にもやろう末は博士か大臣か」って覚えていたんだけどね.
■「命短し 恋せよ乙女」
これは「ゴンドラの唄」の歌い出し.
「ゴンドラの唄」は大正時代に芸術座の公演『その前夜』の劇中歌.
この劇中歌は原作には無いもので,この公演独自の演出ってことらしい.