【時事】【原発】【エネルギー問題】大前流エネルギー問題の見方!? | さすらいびとの徒然漂流記

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ふらふら漂流するさすらいびとのように,色々な話題についてお気楽極楽,徒然なるままに…

大前研一はやっぱり切れるなぁと感心.


ブログ記事で最近エネルギー問題について

書かれていたので,ちょっとピックアップ.



大前研一「ニュースの視点」Blog:KON420 「原発と電力問題 ~話題の見方を考える」


大前研一「ニュースの視点」Blog:KON423「原発事故調査と自然エネルギー ~現象の分析方法を考える」
大前研一「ニュースの視点」Blog:KON425「政府事故調査委員会とエネルギー政策 ~原因の発見方法を考える」

なんといっても一味違うのは単に原発反対,

自然エネルギー万歳みたいに後先考えずに

発言していないのがさすらいびと的には良い

って感じるところだね.



調査委員会はどちらもダメダメっていう結論.

そもそも,「事故調査」なんだから事故原因が

正しく特定できていないって大問題.



原発批判とエネルギー政策についても一味違う.

本当に原発が問題というけど,この記事にあるように

夜間料金は原発前提.


となると,他にも夜間電気を活用したサービスや

システムはご破算.

電気自動車の夜間チャージっていうのもダメ.

電気料金は現状の何倍にもなるし,下手すると

夜間料金は逆に昼よりも高いってことにもなりかねない.


つまりは,原発政策の見直しは,電気に関連した

様々な経済活動の見直しにつながり,

更には関連する雇用の見直しにもつながってくる.



最近話題の活断層もどうなんだろう.

火力発電でもガスならガス爆発,

原油なら流出事故って問題がある.

水力ならダムの決壊にもつながる.

原発だけが問題みたいに報道するマスコミは

世論に迎合して騒ぎを煽っているだけに見えるね.


大体,4つのプレート境界上にあって,活断層だらけの

日本でこのばかげた議論は根本的に意味がない.

活断層ありきが前提でどうするかを話さないとだめなのに.



これらの記事を読んでいると本当に日本の

エネルギー政策,更には将来が不安になるね.

しかも,事故調査委員会がこれでは,改善の余地も

見込めないし.


これって脳みそ空っぽの民主政権のせいなのか,

日本の政治がもはや本質的には機能していないからなのか.

日本に優秀な人材がいないわけでもないだろうに…



かなり脱線したけど,「マス」の意見が必ずしも

正しいわけではないってこと,そして,

様々な視点から物事を見る,あるいは意見を聞く

っていうことが大切だね.

これを怠ってかつては戦争にもなったわけだし.