年明け最初の映画は新宿.
でかい劇場とはいえスカスカ.
たぶん2割ぐらいかな.
Saddam Husseinの息子のUdayの影武者,
Latif本人による手記を元にした実話らしい.
Latifが影武者になってから逃げ出すまでで,
時期的にはクウェート侵攻の少し前から
Udayの暗殺未遂までの話.
まあ,ありがちだけど脅迫されてUdayの
影武者になるLatif.
Black PrinceともいわれたUdayはやりたい放題.
女遊びと暴力の日々.
逆らうやつを拷問,無理やりナンパした女学生を
殺して草原に遺棄,その草原には布にくるまれた
たくさんの死体…
やがて限界になったLatifはUdayに逆らって逃げ
出すが,一緒に逃げた女の裏切りでまたもどることに.
しかし,敗戦ムードの中でも相変わらず女と暴力に
まみれたUdayに遂に暗殺を試みるLatifだが,
重傷を負わせるも失敗.そのまま姿を消してしまう.
かなり善悪がはっきりしていてアメリカのプロパガンダ
映画っぽかったね.
プログラムによると更にひどいことがあったということだけど,
どうなんだろうね.
まあ,そこそこ面白かったかな.
結構残虐なシーンとかもあるから,その手のが苦手な
人はダメだろうね.
湾岸戦争で実際に死んだ人の遺体の映像とかも
流されていたしね.