【社会】表現の規制緩和と強化 | さすらいびとの徒然漂流記

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ふらふら漂流するさすらいびとのように,色々な話題についてお気楽極楽,徒然なるままに…

規制緩和が言われる中,逆に強化される傾向があるのが表現.

正直なところばかげていると思うんだけどね.



「漫画から翼を奪う」と秋本治さん 
都条例改正案に漫画家、出版社が反対会見



まさに,「まじめに仕事をする両さん」って既に破綻しているよね.


そもそも


「マンガやアニメから悪影響を受ける」


って言うのがおかし過ぎる.

本来は


「マンガやアニメといったフィクションから

悪影響など受けないような健全な精神を

育成すべき」


なのだと思うのだが.



規制を訴えるのは自分が親として「まったく不適格」だった

というツケを世の中に押し付けているだけ.



個人的には女子なら16歳で結婚できるわけだから,

その前の中学生で性的な表現規制は解禁すべき.

そういったことを何も知らずに結婚などありえないし,

知っているならそれを見て問題があるとも思えない.


残虐な表現に関してもトラウマとなるようなショックを

受けてしまいそうな幼児や児童だけで十分.

どちらかと言うと精神的なショックだけが規制の有無に関わる問題.



もっといえば,性的あるいは残虐な表現の有無だけを

明確にして年齢制限などといったものはなくすべき.

そして,その表現が含まれるものを何歳で見せるかは

親に任せるべきだと思う.



そもそもフィクションと現実の区別が出来ないと言うのは

「現実」というものをきちんと教えていないと言うのが原因.

大抵の物事は現実を知っていればそれを本物とは思わないもの.


さすらいびとは今までにマンガを読んで空を飛べると思っている

人にあったことがないし,そんな話を聞いたこともない.

事実としてそんなものはないと知っていればフィクションから

影響を受けるなどと言うことはないのだ.


フィクションからの悪影響とは

教育の不備がもたらすもの


でしかない.