今日は予定通りに"The Book of Eli".
早めの初回だったからか,
結構空席があったね.
・The Book of Eli / ザ・ウォーカー
宣伝にあるように基本的には主人公,
Eli(Denzel Washington)がある本を
西に運ぶって話.
ちなみにEliは「イーライ」って読む.
原題の方が話の意味を反映しているね.
Eli自身ではなくて,Eliの本がこの話の
中心となるものだからね.
世紀末ネタに良くあるような世界戦争後の世界.
お告げに導かれたEliが西に本,聖書を運ぶため,
戦後30年のたびを続けている.
ちなみに,聖書は戦後に戦争の原因になったと
焚書されて残っていないと言うことになっている.
ある街の支配者,Carnegie(Gray Oldman)は
人身掌握のために聖書を探している.
そして,Eliがその街を訪れてトラブルに巻き込まれる.
最後の方で本をCarnegieに奪われて,Eliも銃で
撃たれてしまうんだよね.
で,Eliは何とか西に辿り着くんだけど,そこはなんと
Alcatraz Island.
そこでは文化の復興のために活動している人が居て,
聖書はまだ無いと言うことで歓迎されるんだけど,
内容を伝え終わったところで死んじゃうっていう結末.
Carnegieの方は必死に奪ったんだけど,結局読めないまま.
更に,Eliを追うために自分は足を撃たれ,
残った部下は暴走するって感じに.
最終的なオチとしてEliの本が点字だったんだよね.
戦争の影響でみんなサングラスかけているから
気がつかなかった.
まあ,しぐさも気付かせないようにしていたからだけど.
一応,後で気付いたんだけど,あれが伏線だったのか
っていうのはあったね.
そういえば,"Eli"って「エリ」って読むと思い込んでいたから,
名前を聞いたときも気付かないで,Eliの墓石の文字を見たとき
やっと気がついたんだよね.
それにしても,キリスト教至上主義,聖書至上主義のオチには
萎えたけどね.
次回は"A Nightmare on Elm Street"かな.
上映予定には入っているんだけど,前売りが無かったんだけど…
定価は微妙だから溜まっているポイント使ってみるかな.