何となくで読むことにした.
最近,関数型に偏っている気もするけど…
JavaVM上で動作するLLでLispベースの関数型プログラミング言語
Clojure の解説書.
Lispになじみがないさすらいびとにとってはとっつきにくい言語だったかな.
内容として,基本から入って5つの特徴
- エレガントで高い表現力
- コードとデータが同じ
- 高速で容易なJavaとのやり取り
- シーケンスライブラリ
- ロック管理の不要な並行性
をそれぞれ深堀りして説明していく感じ.
特徴的なのはリストを抽象化したシーケンスかな.
これは以下の操作ができると言う特徴を備えていて,
- 最初の要素を取り出す
- 最初以外の要素を取り出す
- 先頭に要素を追加する
Javaのコレクションや配列,I/Oなどはシーカブル(seq-able)で,
シーケンスへの変換が可能になっている.
最後の方の章ではWebはDBについても触れられていたけど,
ほんの少しって感じかな.
WebフレームワークもDBアクセスフレームワークもまだベータ版
レベルって感じで,これから洗練されていく段階って感じかな.
プログラミングClojure/Stuart Halloway
- ¥3,570
- Amazon.co.jp