ちょっと興味を持ったので購入した本.
ラテラル・シンキングについての入門書で,
具体的な例を提示する基本,
実際の考え方を説明する実践,
枠組みを提示する道具
の3つから構成されている.
いわゆるロジカル・シンキングが垂直で深堀するのに対し,
ラテラル・シンキングは水平で発想を転換する考え方のこと.
全体としての印象は微妙だなって感じ.
基本的にはいわゆる「発想の転換」をするのが
ラテラル・シンキングなんだけど,
実際にいい発想が出るかどうかに関しては
様々な経験と柔軟な思考力に依存しているんだけど,
結局はこの本でもその通りとしかないこと.
この本ではその思考力を助けるものではないため,
実際にラテラル・シンキングが強くなるのではないってこと.
ただ,具体的な発想の飛ばし方の例があるので,
実際に水平思考をしたい場合の足がかりにはなりそうかな.
- 3分でわかるラテラル・シンキングの基本/山下 貴史
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