先日,米政府が泥舟企業の救済をするのかってことで記事を書いたんだけど,その続報って感じかな.
米上院がやってくれました!Big3救済法案は事実上廃案!
NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース-各分野の重要ニュースを掲載
流石は米国って感じですね.
まあ,何だかんだといっても米世論も救済案に"NO"と言う声が大きかったみたいですからね.
UAWのデモとか,大変そうだなって言うのはあるけど,彼らも胡坐書いていたツケだよね.
だって,ダメダメな車作っておいて,トヨタとかよりも福利厚生が良いって言うんだからね.
そりゃ,他の業種の人からの好意的には見られないわな.
少なくともこの法案を依頼する前に,売上低下で喘ぎ始めた頃にきっちりとその辺を「世界水準」にしていれば,労働者に同情もしたけど.
UAWとか見ていると昔の国鉄の労組を思い出したね.
っていうのも,強すぎる労組が母体を壊しちゃうって言う状態ね.
結局,就労先の企業なりがなくなってしまえば組合の権利以前になるってことだよね.
つまり,組合の指導者には経営者と同じ視点と考え方を持つことが大前提とした上で,労働者の権利を主張する必要があるってことだよね.
今の日本の労組もその辺をきちんとしておかないと,戦うべき経営者が居なくなってしまう事態になるからね.
しかし,米国ってやっぱりすごいね.
確かに健全な経済活動のためには良いと思うけど,これだけの大きな産業界をぶった切ったんだからね.
シティグループのときにレベル3のゴミ資産を税金で買い取り保障するなんてバカやったって言うのはあるけど,今回はとりあえずはまともに動いたって感じかな.