ネットで「2007年の重大ニュース」を検索してみると結構面白い.
まず,つい最近まで問題になっていた「食品偽装問題」の発端となったのはなんと1月の不二家
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既にそ知らぬ顔で営業しているけど,世間はこの追求がかなり甘かったのではないかと思うね.
だから,それを見て他も舐めてかかったから,今みたいに,あれもこれもってなったんだと感じる.
こんな,食の安全に対する不信に加えて,今年の経済を悪化させたのが,「サブプライム問題」.
もともとは米国の話なんだけど,「金の流れに国境はなし」ってことで,税金だまくらかして儲けを出していた日本の金融機関も打撃を受けることに.
おかげで,少し持ち直してきていた市場も意気消沈
そこに追い討ちをかけたのが「原油高騰」.
これが元で材料や輸送費高騰により各種商品の値上げもあって,これには株をやらない人達も大打撃.
そんなこんなで,坂道を転がるような日本経済でしたね.
政治に関しては,今も人気の「東国原知事」の活躍が唯一に近い明るいニュース.
でも,宮崎も色々な問題が出て,知事の月給は20万円ぐらいまで下がっているけど.
国中がひっくり返ったのが,「安倍総理辞任」.
体調が悪いとかほざいたけど,選挙で負けて辞任のタイミングがあったにもかかわらず,外交で勝手に約束までしてきてって,どれだけ日本の信頼を傷つけてから辞めてるんだって感じ.
こんなやつ選ぶ方もろくでもないけどね.
毎度のことだけど,金がらみも大きいのが2つ.
一つは「守屋前防衛次官の収賄」,もう一つは「年金問題」.
特に年金は利子つけて回収して欲しいところ.
それに普通の借金と同じようにちゃんと相続させてでもね.
他には,ここ最近多いと感じる地震ですが,「能登と中越沖の大地震」があったことを思い出しました.
「異常気象か?」と思えるのが「猛暑」.
今年は記録更新で,熊谷などで40.9℃を記録しました.
温暖化で冬はどうかとも思っていたけど,それなりに例年ぐらいには寒くなっているようで,ちょっと安心も.
こうやって見ると,いまだに続いているものも含め,混乱の極みって感じの年だったかな.