しばらく積読してあったのをC++案件を期に読み始めたもの.
内容は,「些細なことにこだわるな」から始まり,組織とポリシーに関する問題,設計スタイル,コーディングスタイル,関数と演算子,クラス設計と継承,コンストラクタ,デストラクタ,およびコピー代入演算子,…と一通り網羅している.
タイトルはCoding Standardsとあるけど,Effective C++やExceptional C++と同じような内容を規約の視点でまとめた感じ.
各規約について,その理由,例外事項,参考文献となっていて,独自の規約を作るうえでも参考となる構成となっている.
さすがはC++ in-Depth Seriesといったところ.
C++開発者はこのシリーズの精読を必須としたい感じ.
- C++ Coding Standards―101のルール、ガイドライン、ベストプラクティス (C++ in‐depth series)/浜田 光之
- ¥2,940
- Amazon.co.jp