ずっと前、とても元気だった頃に
外資生保会社のがん保険に加入していた。
外交員の仕事をしていた後輩にススメられて。
その特典のひとつに
「セカンド・オピニオンの取得」 があった。
主治医の治療方針につき、第三者である医師に相談し、
適切であるか?の意見を伺うという行為。
通常、数万円を必要とするものであるが、
費用は特典としてカバーされた。
2014/10/20(月)
アポイントを頂き、中央区の某大病院を訪れた。
たまたまであるが、登場された食道外科部長(以下、外科部長)は、
私の主治医の先輩であるとのことであった。
過去に別の某病院で共に勤務されていたそうだ。
私が必要としていたのは、全摘手術が妥当であるか、
化学療法、放射線治療が好ましいか? についての第三者のアドバイスであった。
外科部長は以下のように述べられた。
* 最も重要なことは、患部を完全に除去し、社会復帰を成功させること。
再発、転移のリスクを最小に抑えることである。
それには全摘が最も有効である。
* あなたは食道癌発症の症例としては
年齢的に非常に若いので、全摘後の体力回復を大いに期待できる。
外科部長のお陰様で迷いがなくなった。
ポイント 4:
不安がある際は、セカンド・オピニオン取得のシステムを活用すべきである。